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令和2年12月27日出猟。
何とか年内に1つ位猟果を挙げたいものだ。
年々獲れなくなってる。
まぁ子育て等で時間がほとんど取れないのが要因だと思う(ということにしておこう)けれども。
3週間ぶりに時間が取れたので、朝だけ出掛けてみた。
支流の奥。
前回青首がいたので、朝イチで様子を伺ってみた。
曇り空でイマイチ良く見えないけれど、水面に立つ波紋の動きで、何かがいそうな雰囲気。
居鴨(飛んでなくて、水面にいる鴨)を狙う時は、鴨そのものよりも水面の波紋の動きを見ることが多い。
風で水面にさざ波が立つのとは全然違う動きになるので、結構分かりやすい。
今度は遠くに車を停めてそろそろと近づく。
良く見えないなぁ、とちょっと顔を出した途端に飛ぶコガモ。
やっぱりいたかぁ。
コガモは逃げても割と近くに着水するので、その後もちょっと追いかけたけど、結局逃げられちゃった。
支流のとこ。
ヒヨドリスポット。
良し、今日も誰もいない。
今度こそ僕はヒヨドリを狙うぞ。
ヒヨドリがちょいちょい集まる木にアタリを付けて、その近くに潜む。
割とすぐにやってきたヒヨドリに、狙いを定める。
毎年、その年最初に狩猟で銃を撃つ時はすごく緊張する。
逆に、一回撃ってしまえばそうでもないのだけれど。
ともかく一羽に狙いを定める。
引き鉄を引く。
「バァン!」
全部逃げる。
・・・外したー。
そう、毎年最初の1発は、外す確率がかなり高い。
良いんだ。
これもジンクスみたいなもん。
1発撃ったことでヒヨドリは全て逃げ、あたりはシーンとしている。
しばらく待てばまた帰ってくるけれど、それよりも先に釣り人が来てしまった。
バイパスのとこ。
バイパスのとこは文字通りバイパスの高架下に存在するので、道を走っていると池の様子が良く見えるのだ。
そしてちらっと(安全運転よ)見たところ、視界の端に何かが映った。
何かいる!
てことで様子見。
ボサボサの中を迂回して、草の陰からそーっと水面を覗くと、あちらも草の陰に明らかにおかしな波紋が立っている。
来い来い来い来い!
と念じながら見ていると、ゆっくりと、そしてこちらに明らかに気付いていない様子で姿を現した。
・・・オオバンが。
はい、非狩猟鳥獣(撃てない)。
がっかりしながらその場を後にしました。
デコイの池。
今年初の様子見。
デコイという鴨そっくりの囮がいっぱい浮かんでる池だから、デコイの池。
初めて見たときは鴨いっぱいいるー!と浮足立ったけど、すぐ違和感に気付く。
デコイがいっぱい浮いている割に、鴨はほとんどいたことがないので、そこにはあまり期待してなかった。
この日もコガモが2羽ほど浮いていたけど、とても回収できないような位置だったので無視。
目的はその奥の藪の中。
絶好のヒヨドリスポットになっているので、今度こそはと待機。
何羽か来たけれど、位置が微妙。
やがて絶好の位置にヒヨドリが集まってきて、撃つぞ!ってなった瞬間に、藪の向こうから何故かパンパン!と柏手の音が。
・・・誰かいる。
近くに人がいる状況で撃つ訳にもいかず、渋々藪から出ていく僕。
いたのは何と猟銃を背負った同業さん。
多分、鴨いないかな~と手を叩いてみたんでしょう。
何か・・・何か今年はこう、絶好のタイミングで邪魔?が入るなぁ。
こうなったら元旦出猟しようかなー。
発砲:1
標的:ヒヨドリ
猟果:なし