たいと
半年以上振りでございます。たいとです。 世間ではインフルエンザ等が流行っておりますが皆様お元気でしょうか。 私は相変わらず多忙で具合が悪くなる暇もなく動いております。 また暇が出来た時に何かしらを投稿、ないし皆様の投稿をじっくり見させて頂きますね。 今年も宜しくお願い致します。
おはようございます。お久し振りです。 まだ小説を投稿したりゆっくり皆さんのnoteを見る暇が取れそうにないので、ひとまず生存確認をば...。生きてますよ~~。
私事ですが多忙の為しばらくnoteに顔を出せないかと思われます。いつも不定期に投稿していますが、次に投稿出来るのは一ヶ月先か、二ヶ月先か。それはまだ分かりません。 とか言いつつもひょっこり一週間後とかに現れるかもしれませんが。 どちらにせよ次回は暖かく迎えて頂けると嬉しいです。
昔の自分が羨ましいと思うときがある。 もちろん、今より昔の方が未熟だった。考えが甘かった。青かった。こうしときゃ良かったのに、ああしときゃ良かったのに、なんていう反省点は山積みだ。 だけれど、その頃の自分の方が、今の自分より幾分マシだったんじゃないかって、そんなことを思ってしまう。昔はもっと自由奔放だった。寝たいから寝る、食べたいから食べる、遊びたいから遊ぶ。気の向くまま、自分の思うがまま、好きなことに時間を費やしていた。 では今の自分はどうだ。数えきれない程のしがら
こんにちは、たいとです。 今回は、とある企画に参加させて頂きたいという思いのもと、ボイスサンプル的なものを録らさせて頂きました。BGMなど存在しないので非常に簡素で雑な仕上がりとなっています。 暇な時にでも聞いてやって下さい。
「はい、これ。」 渡されたものは、スターバックスのホットドリンク。飲み物を買ってくる割には遅いと思っていたら、まさかそんなところまで足を運んでいたとは。 「ありがと、これ、高かったでしょ。」 「まあそれなりに。」 「いくら?払うよ。」 「いいよ、奢る。」 君は私の横に腰掛けて、さも当たり前のようにそう呟いた。 「...ありがと。」 吐く息が白い。二人分の息が風に乗って空中で混ざり合う。どうにも気味が悪い例えだが、これ以外に表現のしようが無い。
こんな夜中に、皆さんの素敵なnoteを見て廻るのが、私のちょっとした楽しみです。 ここには皆さん独自の色鮮やかな世界が満ち溢れている。どこを切り取っても、それは全く色褪せない。 思わず拍手を送りたくなります。 いつも素敵な世界をありがとう。 ふふ。
三年振りに、ほおずき市に行った。 梅雨が明けたばかりの浅草は、三年前と変わらず人で賑わっていた。吊るされている風鈴の音が辛うじて涼しさを演出しているものの、人々の熱気によってあまり効果は無い。ほおずきを抱えた人々の雑踏に揉まれながら、私は覚束ない足取りで歩く。一歩を踏み出す度にくらくらと視界が揺れるのは、何も暑さや人ごみのせいだけではない事を私は知っている。 三年前、私の娘、なつみが亡くなった。最期くらい楽に逝って欲しいと思っていたのに、全身が病魔に冒され、苦しみ悶え
第一回noteショートショートフェスティバルに参加するにあたって、既存のものひとつ新作ひとつと考えているのですが、どうにも新作の進みが悪く、焦りが込み上げています。ここまで一つの小説に時間が掛かるのは初めてかもしれない...。 頑張ります...。
ご挨拶が遅れましたが... 新年明けましておめでとうございます。 相も変わらずゆったりのんびり更新していきたいと思いますので、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
あるところに、りなちゃんという女の子がいました。 りなちゃんは、四人家族です。 りなちゃんには、お兄ちゃんがいます。 名前は、ゆうたくんといいます。 ゆうたくんは、じへいしょうです。 みずからをとざす、と書いて、自閉症です。 お母さんとお父さんは、ゆうたくんのおせわが大変で、いつもゆうたくんにつきっきりです。 「ごめんね、りな、お兄ちゃんのためにがまんしてくれる?」 どうして、お兄ちゃんばっかり? どうして、わたしはがまんしなくちゃいけないの? 「りなはもう
昔、虫を殺した。 蟻は踏み潰したし、蚊は手で叩き潰した。 ミミズは木の枝でバラバラに切ってまだうねうねと動いている肢体に小石をぶつけて遊んだし、なめくじには塩をかけてどんどん干からびていく様を見ていた。 虫なんてのはすぐに死んでしまう。どいつもこいつも人間に無抵抗に殺されてばかりだ。そりゃあ毒を持ってる虫もいるから、全てがそうとは言えないけれど。 だったら、どの虫もみーんな、毒を持ってれば良いのに。 そうしたら、そう簡単には殺されないのに。 でも、もしそんな世界になっ
四角い風景の隙間に ひとつひとつ 人差し指で弧を描く くるくる、くるくる たまには三角。お次はハート。 陽の醒めた笑顔 風の語り草 空の清らかな淀み さあさあ、こうしちゃいられない。 雲よ、続け。
4.5年振りに太宰治の「人間失格」を読んだ。此処に至って簡単な書留をしておこうと思う。 初めて読んだ際には衝撃のあまり単なるバッドエンドにしか思えず、こんなに凄惨な物語があるのかと嘆いていたのだが、久方振りに読んだ人間失格は何故か思ったより凄惨さを感じなかった。 一度読んでしまっているからというのもあるだろう。だが殆ど内容を覚えていない状態であったので印象としては初見とさほど変わらないはずである。 寧ろ親近感まで湧いてきているのだ。別に死にたいなんて思っていないし、アルコ
私は秋が好きだ。 何もしていなくても汗が吹き出てくる暑苦しい日々が終わりを告げ、涼しい風が吹くようになる。 着実に、少しずつ。冬に近付いているというこの感覚が、私は好きなのだ。 そんな秋の風を感じながら歩道を歩いていると、紅葉した葉っぱ達が枯れ葉として地面に落ち、濃いグレー色のコンクリートをオレンジ色や黄色で染め上げているさまを見ることが出来た。 その上をわざと踏んでみる。葉っぱ達は絨毯のように積み重なっていて、柔らかい。柔らかいのに、歩く度にカサカサと乾いた音が鳴る。
「......あ」 パソコンから顔を上げる。そのまま窓に目をやると、カーテンから光が漏れていた。 またか、と思い溜め息を吐く。もう陽は昇ってしまっているようだ。 最近、気が付いたら朝、という現象が良く起きる。 今みたいにパソコンを弄っていたり、読書に耽っていたり、録画していたドラマを観ていたり、と理由は様々だ。そしてそういうのは大抵、休日ではなく平日に起こる。 平日なのだから勿論仕事がある訳で、結局仕事中にとてつもない睡魔に襲われて夜更かしをした自分を呪うはめになる