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お節介だと疎まれましょう(KOGADOの冒険ワークショップ vol.34)

北川:
 忙しそうね。

編集長:
 有難いことに、ドタバタさせてもらってます!

北川:
 今どんな気持ち?w

編集長:
 先週まですごい忙しくて、結構キャパ超えてご飯作りながら泣いたりしてたんですけど、今週は凪で助かるな~って感じですね。

北川:
 泣いてたんだ。

編集長:
 自分ではやるしかない!って思ってるんですけど、心が付いてこなかったですね。入社して初めてかも。

北川:
 「やるしかない」?

編集長:
 鬱っぽいというか、やらなきゃいけないのに、終わらないのに、手につかない空白の二時間みたいなのがあって(笑)

北川:
 うんうん。

編集長:
 旦那が帰ってきて、電気ついてなくて、おろろ?みたいになって、「ご飯まだできてないよね?」(俺が作ろうか?の意)って聞かれたときに、()の意はちゃんとわかってるのに、責められたみたいな気持ちになって、「つくりますつくります」って言いながら泣き出しちゃって(笑)、おろろろろ!!!!ってなって。

北川:
 うん。

編集長:
 「いいよいいよ!!!作るから座ってなよ!」って言われても、罪悪感がすごすぎて、「大丈夫です~~~!!!!わーん!(´;ω;`)」みたいな(笑)

北川:
 なんかすごいな。文脈わかっているのに、責められた気持ちになったんだ?

編集長:
 責められるというか、……痛いところを突かれたみたいな気持ちなのかな?

北川:
 痛いところか。そんな意図はなさそうだって頭ではわかってはいるのにね。

編集長:
 意図はないとは思えないのかもしれないですね。やっぱり他人だし。誰しもご飯は作ってもらえた方が助かるじゃないですか。

北川:
 まあそりゃそうだ。

編集長:
 お腹すいて帰ると、その瞬間にあったかいごはんが食べられる!っていう生活を、実家にいたときにさせてもらってたから、自分にとってそれが基準になってるってのもありますね。相手が帰ってきたときに、出来てるよ!っていうのが自分の中の理想で、それが叶わないという申し訳なさというか……。

北川:
 達成できていないことへの自責みたいな?

編集長:
 それもありますね。自分がお腹すいたときにすぐ食べれないと結構がっかりするんで、そういう気持ちに相手がなっているかは知らないけど、そうだったら申し訳ないな~みたいな。

北川:
 なんでぼーっとしちゃってたんだろうって「はっ!!」となったのかな。

編集長:
 でも前ここでも話した通り、私たちには「山本ゆり」さんという最強レシピを提供してくれる方がいるので、それを頼りに作れば、まじで10分とかで完成するものも結構多いんですよ。だから、より一層やればすぐできるのに!って気持ちが強い。

北川:
 その10分のための時間も必要だよねえ。

編集長:
 今こうやって話してて思ったんですけど、忙しすぎて作れなかった!って日は確かに罪悪感ないんですよね。でもそれって、じゃあ食べ行こうかっていう選択肢が増えるからかもです。あの日は、ボーっとしてしまった時間もあって、しかも食べに行く元気もなくて、旦那に作らせるという選択肢しかそこにはない、というのが結構申し訳なかったんだな。

北川:
 うん。

編集長:
 多分、人にタスクを乗せるのが結構ストレスですね、わたし。

北川:
 人に仕事を託すことが苦手?

編集長:
そうそう。

北川:
 やらせてしまって申し訳ないという気持ち?もしくはがっかりさせたくない、とか?

編集長:
 相手によって抱く感覚は結構違うんですけど、コアにあるのは、やっぱりめんどくさいですね(笑) 説明したり依頼するのがめんどくさい。

北川:
 え?そこなの?

編集長:
 仕事で言うと例えば、同期とかはすごい勘がいいというか、ちょっといったらなるほどねってすぐ理解してくれるんですよ。だから、これやってくれない?とか、それってどうなってるんだっけ?とか結構聞きやすいし、頼みやすい。 周りから私がどう思われてるのかはさておいて、自分もわりかしそういうタイプだって思ってるんで、ちょっと言われれば、はいはい~って動いちゃうんですよね。でもそうじゃないことのほうが多いじゃないですか。はいはい~って動いて早とちりだった、みたいなこともあるからどっちがいいとかでもないし。

北川:
 そういう無駄が嫌い?

編集長:
 説明が得意じゃないんだと思います。

北川:
 そっちかw
 で、その日は旦那さんご飯作るの手伝ってくれたの?

編集長:
 全部やってくれるって言われたんですけど、申し訳なくて二人で作りました。

北川:
 それがいいね。
 逃げずに向き合ってくれる旦那さんでよかったねw

編集長:
 「どちらかがやれないとき、相手がやるしかないんだから気にしないで」って言われました(笑)

北川:
 シンプル。

編集長:
 でも、キャパを超えたことに気付いてもらえてよかったなと思いました。多分一人だったら、ご飯食べないでいいや、お風呂入らないでいいや、みたいにどんどん生気を失っていたと思う。
 とかいうとうちの会社がどんだけ社員を働かせてるんだとか思われそうですけど(笑) どうしても仕事には波があって、すごい忙しいときとそうじゃない時がありますからね。

北川:
 はは。じゃあ暴露はこの辺にしとこうw
 忙しい時に声かけられたらムカつくかなって思って遠慮してたけど、無理にこじ開けてでもお喋りをすべきだったなと思ったよw
では最後に一言w

編集長:
 ご配慮痛み入ります(笑)
 どんなに優秀な人でも、孤独を愛する人でも、理由は様々だと思いますが心が落ち込むときはみんなあると思うんです。そんな時は誰かに話すと結構楽になるんじゃないかなと思います。誰に話せばいいの?みたいなときは、工画堂のXやこのBWSに書き込んでもらえたらな~と。
 あるいは、工画堂作品を愛する皆さんで交流してもらえたらよりいいな~とおもいます。ので、いい作品をこれからも提供できるように、今日も働きます!!!!!!!!!!!お疲れさまでした!!!!

北川:
 優秀コメントw ありがとねー。


 今回は、久々編集長の登場です。
 彼女は謙遜してますが、もうね、背後に殺気を纏って走り回ってるんです。大変だなあ。でも今後は迷惑がられながらも話しかけよう、と思いました。
 そういえば、ピオーヴァ企画はどうなったかな。

 それでは今回もお読みいただき、ありがとうございました。
 それではまた!

※「KOGADOの冒険ワークショップ」では、ソフトウェア開発部の北川がその時思いついた事柄を駄文にしたためております。取り上げて欲しい事柄などありましたらお気軽にリクエストください。
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