ポジティブ思考よりも大事なこと

よく、ポジティブは神格化されやすい風潮がある。


たしかに、あまりにもネガティブになりすぎるのは人間関係を悪くする上に、うつのリスクも高まりやすい。


だが、ポジティブになろうと頑張るのもまた危険な話である。


落ち込んだ時でも励まして欲しい、笑っていられると元気になるのは元々ポジティブな人だからこそなせる技。


ネガティブに笑って元気出せというのは、拷問を受けて苦しい時でも笑っていろというほどに難題なのだ。


かと言って、ネガティブのままでもいろっていうわけではない。


ネガティブにはネガティブなりの戦術がある。


ネガティブな人が落ち込んだ時の対処法

まず、落ち込んだ時の対処法はちゃんと睡眠を取ることだ。


休息を得ることで、ある程度ネガティブが軽減される。


夜は色々考えてしまうのに、朝はなぜか軽くなった気分を経験したことはないだろうか?


ネガティブが落ち込んだ時に真っ先にやることはポジティブ思考とか、自責ではなく、"休息を得ること"なのである。


ネガティブなりの戦術

時々、当たって砕けろとか、とにかく失敗して学べと自殺行為なアドバイスをするポジティブ思考がいる。


これはネガティブな人にとっては向かない戦術だ。

ネガティブな人がうまくいく戦術は、今後のネガティブが起こるであろう出来事を想定して、対策することである。


言い換えると、石橋を叩いて渡ることだ。


ネガティブな人は細かい部分に目を向けることができるので、相手に突っ込まれることや今後起こるであろう悲劇も想定するのが得意。


具体的にはこうだ。

上司に怒られるかもしれない→怒られるかもしれない理由は、ミスをするから。→ミスをしないためには、これまでに言われてきたことをやらないようにする。→過去に怒られた事例をピックアップして、何度か見返し、注意を向けるようにする。


私も実際に失敗して学ぶ経験をするのではなく、そもそも失敗しないような対策を日々メモを活用するなどして練っている。


もちろん、対策を立てたことで、100%うまく行くわけではない。


しかし、上記のように毎日失敗しない対策を練っていれば、失敗するようなことが減っていき、問題解決能力も上がるので自信があとからついてくる。


「失敗しないように、ここに注意を向けよう」は、いいネガティブ思考だ。


ポジティブ思考よりも、いいネガティブ思考を活かした方が何十倍も人生が豊かになる。


まとめ

ネガティブ思考な人がうまく行くには、ポジティブ思考ではなく、休息して対策を練ることだ。


ネガティブで落ち込んでる時に、ポジティブ思考になろうとするのは拷問の時に笑おうとするのと一緒。


以上、参考にしてくれ。

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