Yeah! めっちゃホリディ♬ 認知バイアスが外れた瞬間
こんにちは。
いきなり、あややからスタートしましたが…あの歌が流行ったのは2002年ですって! もう20年も経ったなんて(遠い目で窓を見つめる…)。
皆さんは、今まで生きてきた中で、自身に影響を与えた方っていらっしゃいますか?
この手の質問をされると、私の場合は、まず歴史上の偉人とか、著名人などを思い浮かべてみようとして、どれもいまいちだなと感じてしまうのですが、「一般の人でも構わないし、今までの人生で出会った人の中でもいいんだけど…」と言われると、ひとりの顔がすぐさま思い浮かびます。
それは、元同僚のRieさんです。
Rieさんは、最初は他の部署で、たまに仕事上で関わる程度の関係性でした。
正直なところ、彼女に対する私の評価(※今は、ひとを自分のものさしで評価しないようにしていますが、当時はしておりました…💦)はあまり高くなく、「この人、真剣に仕事してんのかな?」というのが彼女に対する私の見立てでした。
しばらく時を経て、私はRieさんのいる部署に異動となりました。そこでも、私の彼女に対する評価は変わらず、むしろ、彼女の行動や言動が近くで感じられるようになったせいで、驚かされることが多くなりました。
驚き① 有休消化率 ほぼ100%
彼女は、飛び石で祝日があると、必ず土日とくっつけて長期休暇をとります。GWは言わずもがな、私達が働いていた会社は基本的にはカレンダー通りだったのですが、飛び石はオセロのごとく全てひっくり返す。
年末になると、「有給休暇が残ってないから、カゼひけないわよ。」と言いつつ、彼女は会社の年末休みの2日前ほどから休みに入るため、その休みは予めちゃんとキープされています。
驚き② 年末には次の年の休みの計画をたてる
年末近くになると、来年度のスケジュール帳が会社から配られます。それを手に取り、彼女はちょっとにやけた感じで何もまだ書かれていない手帳をじっと見ていました。
「何してるの?」と聞くと、
「連休、どこで取ろうかと思ってさ。」と言って、
蛍光ペンで連休計画を書き込んでいるではないですか!!
仕事の予定を書き込むより先に、休みのスケジュールを確保しているのは、とても私にとってはショッキングでした。
…つまり、そんな驚きがあって、私の「休暇」とか「休日」に対する認知が、彼女によって揺り動かされたのです。
私は、「社会人たるもの、仕事をまずはメインに置き、しっかり成果を上げたうえで、お休みを頂戴するもの」と思っていました。
なので、成果がいまいちな時なんて、長期休暇であろうと、「お休みなんて取っちゃってスミマセン」的な罪悪感さえありました。
恐らく、ここら辺の認知については、仕事一筋だった、私の母親から受け継いだのだと思います。
一方でRieさんは、成績がどうだろうが(とは言え、多少な凸凹はあるにしても、普通に成果はあげていた)、長期休暇前日になるとまたニヤニヤとしだし、定時ほぼきっかりで「お疲れ様でーす。明日からお休みいただきます。」と颯爽と職場を後にする。
いいーーー! すごくいいーーー! そんな生き方ステキだよーー!
…と、私は自分の中にある素直な心の叫びを聞きました。
そして、それまであった私の認知がいきなり書き換わりました。
私は、仕事ばかりが頭にあって、休日ですらしたいことがぼやけていて、どちらかというと休日は仕事の疲れを取るということに使われていて、こういう生き方は魅力的でないな~って気づいたんです。
それからしばらくして、転職に失敗して、そしてフリーランスになって…
今や、私のスケジュールは、まずヨガとドラムのレッスンで先に埋められます。土日は、家族と過ごしたいというのが私の希望なので、何も入れないが基本。そうすると、私のライフワークであり、仕事でもあるコーチングの機会が少なくなってしまうので(クライアントは平日の夜か週末を希望する方が多いため)、今は土曜日の午前中をそのために開放しています。
仕事や友達との約束は、平日の空いているところに入れていく、というスタイル。
そのほかにも、彼女の生き様が私に影響を及ぼしたことがあるのですが、長くなるので、本日はここまで。
余談:
そうそう、私は何のために生まれてきたのか?って聞かれたら、何て答える?ってRieさんに聞いたら、「私はね、私の代で輪廻転生を終わらせるため。」と言われたことがあります。
半分くらい、何を言っているんだろう?と思っていますが、
半分くらい、なるほどね、とも思えています。言語化が難しいです。