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待ちに待った視機能検査
こんにちは。
今日は息子が受けた視機能検査について書きたいと思います。
検査自体については、「メガネくん」という方が写真などのビジュアルも含め、かなり詳細に書かれていたので、それを参考にされると良いと思います。
※メガネくん、引用させて頂いておりますが、もし問題ありましたら、お知らせくださいませ。
ちなみに息子がなぜこのような検査を受けることになったかの背景は、こちらをお読みください。
確か、このような検査が出来る眼科を予約したのは、一年生の夏ごろだったかと思います。予約は二か月以上先の11月初旬にとれました。ながっ!
それまでかなりの時間があったので、ビジョントレーニングの本(後述)を購入し、家で試したりしましたが、息子はあまり乗り気ではありませんでした。
流れとしては、
アポイントメント1回目
↓ 1か月後
アポイントメント2回目(検査)
だったと記憶しています。
検査結果ですが、原因は息子の視機能によるものではないかという予想は全く外れました。
眼疾患 ⇒ 問題なし
視力、屈折異常 ⇒ 問題なし
眼球運動(見たいものに視線を向けたり、目で追ったりする機能)⇒ 問題なし
調節・両眼視機能(ピント切換え)⇒ 問題なし
それから視覚認知発達検査という、視機能(目の機能)だけでなく、目から入力された情報をきちんと処理し、運動機能に反映できているか?をチェックするものなのですが、結果は概ね良好。
ただ、一部、眼球運動の中でもNCT-nf(Number Coping Test near and far)と呼ばれる、板書やノート移しに必要な眼球運動と処理速度をみる検査ですが、これのみ「処理速度は遠近ともに落ち込みがみられ、はみだしや写し間違いのエラーも多くみられた」とのことでした。
この点は、WISC検査の結果と重なるところがあり、ワーキングメモリーが小さいことも、影響しているのでは…と感じさせられました。
ここまでで、最初に担任の先生から「書くのがかなりゆっくり」と言われたことの原因が、視機能ではないことがはっきりしてきました。
視覚認知の検査結果も一部留意すべき点は見つかりながら、全体的には良好とのことだったので、WISC検査で低い数値だった「ワーキングメモリー」や「処理速度」が、彼の毎日の学校生活に影響を及ぼしているようでした。
参考:検査までかなり時間があったので、その間はこちらの本を読んで、息子に試してもらったりしました。
「発達の気になる子の 学習・運動が楽しくなる ビジョントレーニング (発達障害を考える・心をつなぐ)」 北出 勝也 (監修)