2023ベストトラック50
はじめに
誰もが「爆速だった」と口を揃えし2023年もあとわずか。
今年リリースでよく聴いた楽曲たちを50セレクトし、
ランキングにしました。
ケイオス極まりなき「新しい戦前」を彩った名曲たち。
要チェケ。
★50位〜41位
50:Sampha/Only
今年、最も「新しい音楽」を届けてくれたのは、
この人だった気がするよね。
サンファ、サンキュー。
49:bar italia/punkt
現代版ソニック・ユース、、、て言っちゃうと
背負う十字架デカすぎますかね。
でもなんか、そんなポテンシャルを感じるよ。
最近、イタリアってつくバンド名多ないすか?
(サンプルはこの人たちと Italia 90だけやけど)
48:柴田聡子/Synergy
今年、むっちゃハマりました。
ただの天才やのに、見て見ぬフリしてました。
本当にゴメンなさい。
これから一緒にシナジー効果を生み出していきましょ。
47:Joy Anonymous/JOY (Head To The Sky)
こんな陰キャな僕だって、
踊り明かしたい夜があるんです。
忘れかけてた魔法とは、つまり。
46:The Streets/Each Day Gives
この人、カッコよくない時期が全くないよね。
それって意外とスゴイんじゃ。
45:Nenne/BAD?
俺的“次くるバンドグランプリ”、
勝手にノミネート決定です。
44:NewJeans/OMG
みんな、熱狂してるから。
俺もその渦に乗まれようか。
43:Young Fathers/Rice
俺的今年のMVP。
俺が音楽に求める快楽が、全て詰まっている。
42:peanut butters/悪魔くん
この歌詞を書ける人とは友達になれる気がするけど、
こんな歌詞を書く人は、たぶん友達なんか必要としていない気もする。
41:加速するラブズ/初恋のエリア
何回聴いても、
メロディがホール・ニュー・ワールドっぽい。
だから好き。
★40位〜31位
40:Willie J Healey,Jamie T/Thank You
音から漏れ出る多幸感。
いいことあった日に聴きたい。
39:Overmono/Good Lies
一人、部屋の電気を消し、
爆音で彼らのトラックをかける。
サウナの2億倍ぶち上がるからやってみな。
38:Cut Worms/Don't Fade Out
結局、こういう音楽なんだよなぁ。
いつまでも心の芯にブッ刺さるのは。
37:Galileo Galilei/死んでくれ
この路線、意外とモノにしてるスゴさ。
ザキ兄、マシュー・ヒーリーになる。
36:Miniature Tigers/Bloomless
ポップな音楽ってこういうことだよなぁと思う。
しかしジャケットのカエル腹たつな。
35:The Chemical Brothers/No Reason
いや、キレッキレ。
思わず笑ってしまうほどに。
34:Metro Boomin,James Blake/Hummingbird
スパイダーバース、おもしろかったなぁ。
この曲を聴くと胸がキュッとなります。
33:Maisie Peters/Body Better
サマソニの隠れMVP。
Vlog可愛すぎ。
32:ズーカラデル/ラブソング
くるりが残した足跡、
後輩に正しく引き継がれているの泣けるな。
31:We Are Only Human Once/Well done superstar
無名すぎて調べてもイマイチわからん。
これをダークホースと言わずして、
何をダークホースというか。
★30位〜21位
30:The Whoops/ハニーとマスタード
このバンドのポップセンス、
もっと評価されていい。
ベルナルド・シウバくらい安定してる。
29:Skrillex,Porter Robinson,Bibi Bourelly/Still Here (with the
ones that I came with)
いや、スクリレックスとポーター・ロビンソンて!
「奇跡の地球」やないかい!
28:Bleachers/Modern Girl
たまーにおる、
「才能がとどまるところを知らん枠」それが、彼。
27:James Blake/Asking To Break
アルバムの再生ボタンを押し、
この曲が流れたその瞬間、涙。
俺たちのJBが帰ってきた、、。
26:Fall Out Boy/Love From The Other Side
今年のMVP(その2)。
サマソニ、一生忘れないよ。
25:The Band CAMINO/See You Later
チャラい音楽はできるだけ卒業するって決めたのに、、
決めたのに!沼っちゃった、、。
24:Ratboys/It's Alive!
これぞ俺の求めしパワーポップなのよ!
来日が楽しみすわ。
23:DMA'S/Forever
イントロが好き。
イントロ・オブ・ザ・イヤーを総なめ。
22:Portugal. The Man/Plastic Island
チャラいのか、繊細なのか、
よくわからん人たち。
21:Geese/3D Country
今年のMVP(その3)。
やっぱりセンスが頭抜けてる。
★20位〜11位
20:salute/Wait For It
この夏の猛暑は、
この曲と乗り越えた節がある。
19:Official髭男dism/TATTOO
マイケル・ジャクソンが「キング・オブ・ポップ」なら、
彼らは「キング・オブ・Jポップ」でしょう。
18:Vulfpeck,Antwaun Stanley/In Heaven
間違いない。
どのシチュエーションでも間違いないよ、このバンドは。
17:Another Michael/Common Ground
なんと言いますか、
“清らかな”音楽です。美しい。
16:Jonas Brothers/Summer Baby
断固支持!
ヒット曲ってこういうのでよくない!?
15:DENIMS/Life Is Good
思い通りにはいかないけど
醜いこの世も美しいと思えたよ
当たり前の事を歌うのさ
Life Is Good Life Is Good Life Is Good.
14:Whose Rules/Slow Down
このイントロで涙せずにいられるほど、
俺の心は強くできていない。
いや、強くなんかなくていい。
13:Fall Out Boy/Hold Me Like a Grudge
このアルバムを聴いている時、
心が若くなるんすよ。
ありがとな、マジで。
12:くるり/愛の太陽
同じ星の人。違う星の人。
「ちひろさん」という映画を見てから、ずっと考えている。
11:Geese/Cowboy Nudes
死ぬほどダッセぇ言い方をすると、
「ロックバンドの未来」だと思う。
★10位〜1位
10:のん/Beautiful Stars
アジカンの曲よりアジカンだ。
セルフカバーもして欲しい。
9:The Aces/Attention
1975を除いて、最も1975ぽいことをやってるのがこのバンドだと思う。
来日は東京オンリー。マジ許すまじ。
8:家主/きかいにおまかせ
今年のMVP(その4)。
大好き。悲しみを歌っているから。
7:Geese/I See Myself
この感じで熱唱系メロディなの、ずるい。
来日があるとして、東京オンリー臭がプンプンする。
ぷんぷん丸。
6:Inhaler/If You’re Gonna Break My Heart
ずっと言うてるけど、
この曲だけ異常にトラヴィスなのよ!
こんなおセンチ方面にも舵切れるなんて、末恐ろしい。
5:Slow Pulp/Slugs
こういう曲と出会うために、
気を張って生きている気がする。
4:GRAPEVINE/雀の子
こんな曲、絶対この人たちにしか作れないっしょ、、。
田中氏、不倫報道以降どんどんビジュがチャラくなっているのはなぜだ。
3:家主/SHOZEN
今俺が小学生だとして、
宿題の書き初めに何を書いてもいいよ、と言われたら
間違いなく「悄然」と書くでしょう。
僕はただ 悄然としてるだけ。
2:Joanna Sternberg/People Are Toys to You
この音数の少なさ。
緩いって美しい。揺らぎって美しい。
理想の曲です。
1:Blur/Barbaric
これだけのキャリアのあるバンドが、
こんなにも切ない曲を作るなんて。
ラスサビ、オクターブ上で熱唱するデーモンを見ていると、
「バンドってホンマに生き物なんや…」とつくづく思う。
おわりに
正直、例年と比較すると不作で、
小粒感は否めないけれど、
素敵な出会いもたくさんありました。
もっともっと、音楽を聴いて、笑ったり、泣いたり、
踊ったりしたいです。死ぬまで。