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2018年インド旅 〜内なる男性性にであう旅 〜Vol.1

2018年のインド旅リライトしました❣️

体が導いてくれた“内なる男性性”にであうための序章。

 体の変わり目は人生の変わり目。 更年期の“冥界くだり”はここからはじまった。 healing journey


数年前から想いを馳せていた場所。
やっとこの地に呼ばれたのだ。

インドに行った人が口をそろえていうように
「人生がかわる場所」とか「インド人は信じられない!道を尋ねるなら5人の人に聞け!」
だとか、「一緒に旅にいった人、全員がお腹を壊した」など、

事前に情報を入れればいれるほど、「怖過ぎる〜イヤだー!
」と「行きたい!何かきっとある」という気持ちが複雑に交差していた。

この旅の数ヶ月前に最愛の人と同じ苗字となり、
今まで全力疾走で走り続けてきた人生の中で
少しばかり足をゆるめて、穏やかに過ごせていたここ最近。


旦那氏に空港まで見送ってもらい3週間のインド旅へと島を飛びたった。

旅の前半は、同じ島在住の友人と南インド のカンヌールでアーユルヴェーダリトリートに参加することが目的。友人とはいっても、顔はお互いになんとなく知っているという程度の関係性。
ほとんど話したこともなかった彼女と前半の旅を共にしたことも、終わってみればすべては必然でパズルのワンピースのよう。

お互いに、インドに行くきっかけを待っていたアンテナが
アーユルヴェーダリトリートの情報をキャッチした。

2人で参加することで滞在費用が少々お得になるということや

「他の国は女1人旅もありだけど。インドに女ひとり旅はうーん。」と首を傾げる相方の言葉とどこからか湧き上がる不安な心持ちから、片っ端からおもいつく友人にインド旅をさそってはみたものの、
誰も見つからず、ため息をついていた矢先の情報だった。

いっしょに旅をした彼女は海外旅行するのは20年ぶりらしい。

わたしは4年ぶりに日本から広い海を渡った。

いつも海外に行った後に、「もっとスムーズにコミュニケーションしたい!英語を勉強したい!」と毎回強く感じている。

しかしながら
そんな事は日々の暮らしですっかりと忘れてしまい、

今回もまた、少しの単語とボディランゲージで意思疎通するもどかしい旅となる。

南インド
カンヌール

わたしが暮らす島とインド、アメリカの3拠点を行き来しながら暮らしている日本人女性にアテンドしてもらう。
手取り足取り、移動手段の手配からクリニックでの通訳までありとあらゆサポートがとてもありがたい。

滞在先のコテージの目の前は視界のかぎり続くロングビーチ。
椰子の木影からオレンジ色の大きな美しいサンセットを毎日眺める。

午前中はビーチで泳ぎ、午後からはアーユルヴェーダクリニックでトリートメント三昧。

治療中にもかかわらず、毎日泳いで大丈夫??と思いつつも
海大好きなワタシはこのロケーションを目の前にして水着にならずにはいられない。

海で泳いだ後、気怠い体に冷たいミルクのシロダーラ。

意識は深く遠のき施術が終わってからもすぐには現実にかえることが容易くないほどの恍惚感。

今の仕事をはじめる前、神戸でアーユルヴェーダサロンを11年間、経営していた。
日本でエステティックとして、はじめて
アーユルヴェーダをとりいれた人から学び、サロンのメインメニューとして取り入れていた。

離婚したタイミングで、運命の輪に翻弄されたとでもいおうか、

スタッフを数人かかえるエステティックサロン経営をすることになった。

サロンのメニューをどんな内容にしようかと思案していた頃、(1998年頃)

額に大量のオイルを流し続けるPCの画像に目が釘付けに
なった。

すぐに“アーユルヴェーダ生命の医学、5000年の歴史”というキーワードで
近郊で試せるところを調べたところ、そのサロンにたどり着いた。

薬草のはいったたっぷりのオイルで2人がかりのマッサージ、アビアンガ。
そして、脳マッサージといわれるシロダーラをはじめて体験した。

当時のワタシは心や体を顧みることはほとんどなく
どのようなトリートメントを受けても心底リラックスできることはまずなかったはずなのに
シロダーラの意識のぶっ飛び具合に感銘を受け、「現代女性を癒すにはアーユルヴェーダは絶対に求められる」という直感で

採算を度外視してアーユルヴェーダサロンを開業することになった。

to be continued

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