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vol.4 声は 「出し方」で決まる


さて。
今回はいきなり本題です!
(大事なことだから少し前のめり気味、笑!)

タイトルにある、声は「出し方」で決まる
これ、どういうことかというと。

すごく大事なことなので、順番に伝えさせてくださいね。

まず、
ヒトの「声」は、
喉の奥にある2つの筋肉「声帯」から出ている「響き」が
元になっています。

この「響き」は、その人特有のものであり、
良いも悪いもない、
その人だけの 音、
世界で1つだけの唯一無二の 音

です。

で、その「響き」は、
その後、
喉の中 ⇒ 口の中 ⇒ 唇  

を通っていくにつれ(つまり、声として出す過程において)
どんどん、変化が加えられていきます。

例えば、
の開き方が小さくて、声量が抑えられてしまったり、
 (⇒詰まったような声になる可能性がある)
の中の空間が狭かったり、舌が上手く動かなかったりすることで、せっかくの響きが軽減されてしまったり、
 (⇒くぐもった音になったり、滑舌が悪く不明瞭な声になったりする可能性がある)
の開きが小さかったり、動きにくかったりすることで、聴き取りづらい音になってしまったり(⇒ボソボソとした暗い声になる可能性がある)。

↑↑↑
これらは全部、
声帯から「響き」が出たあとに、
その上の「喉」「口の中」「唇」で付け足されるもの。

この影響が加味されたものが
「その人の声」となって外に出て行き、
自分や他の人が聴くことになる。


つまり、
「声」は、あなたの声帯そのものの響きではなく、
その後の 「出し方のクセ」に大きく影響されているもの
だと言えます。

前回の記事(vol.3  「声帯」ってすごすぎる。)で、声の”元”になる響きを出してくれる声帯について、の実像や、仕組みや、どんなにすごい働きをしてくれているのか、を お伝えしました。
(いやもう、ホントすごいんですよ、声帯。なんてったって、世界でたった1つの、声という響きを創り出すんですから。すごすぎて、ありがたすぎて、「声帯さん」と呼んじゃうくらい!)


だから。

「自分の声がきらい」
「自分は声がよくないから」
(ある調査によると、およそ8割もの人が「自分の声がきらい」と回答したそう)
という言葉を耳にする度に、
声を大にして言いたくなるんです。

あなたの 声自体(声帯が創り出す響きそのもの)は、世界で1つだけのもの。
生まれてきて、その身体に授けられた、唯一無二のギフトである声帯の響きを、
ちゃんと味わって大事にしてほしい。


と。

だから、「自分の声が好きになれない」「私は声が良くないから」という方には、
もっともっと声を大にして、言いたい!

「あなたの声は悪くない! 気になるとしたら、それは出し方のクセが原因!!」


だから。
自分の声が好きになれない・自信が持てないのなら
「出し方のクセに気付く」
▶「そのクセを変える必要があるのなら (適切なアドバイスの元で)変えてみる」

ことを、ぜひ試してみてほしいのです。

あなたの声は、あなたが望む声に変えることができます。

続きは、次の記事で。
今日もよい1日を♪

先日訪れた宇佐美海岸の夕暮れ
自分の身体も溶け込んじゃいそうでした〜


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