姿勢の話
こんばんは。どうも、こえさがすくじらです。
今回は、「姿勢」についてお話します。とは言え、「真っ直ぐキレイに立ちましょう」なんて話ではありません。
ではまいりましょう。
1. 歌う時の「姿勢」
みなさん、歌う時に「姿勢」を気にしていますか?
体というのは絶妙なバランスで成り立っています。体のパーツにはそれぞれ重さがあり、それらの位置関係が原因で体の局所に負荷がかかるということも良くある話です。
理想的な体のバランスを手に入れるためには、それこそ体の仕組みを深くしり、日々の生活から整える必要があります。なかなか根気のいる作業です。
ですが、今回から数回に分けて、意識すればすぐ取り組めて簡単に効果が実感できる「姿勢」のチェックポイントをご紹介しようと思います。
2. 真っ直ぐ「キレイに」だけではダメ
みなさん、「それでは今から歌ってください」と言われた時、どのような姿勢になっているでしょうか?鏡の前でやってみましょう。誰かにスマホで撮影してもらっても良いですね。正面から、横からどちらも取ってもらいましょう。自分の姿勢がチェックできたら、どこか悪いところが無いか探してみて下さいね。
今回のチェックポイントはずばり「腰の反り」です。
「歌って下さい」と言われると、真っ直ぐ背筋を伸ばし、胸を張って、手を後ろ手に、腰を反ってしまう人が多いです。応援団スタイルですね。
ここまでしていなくても、歌う時に腰を反っている人は意外と多いです。背中側の事ですし、左右へのズレではない為、正面から見られても気づかれないので他人から指摘されることも少ないでしょう。
3. 「腰を反る」ことのデメリット
では、どうして腰を反ってはいけないのか?という話をしていきます。
まず初めに腰の位置に手を当て、少し前かがみになってください。
それからいつも通り息を吸ってください。できるだけ深くです。
次に、目一杯腰を反って同じように息を吸ってください。
いかがでしょうか?
「息が吸えない」のがお分かりいただけたでしょうか?
これは、歌を歌う上で、大問題ですよね?
では、逆に少しだけ腰を丸めて息を吸ってみて下さい。
問題なく吸えますね?普段腰を反り気味だった人は、楽に息が吸える事に驚いたでしょう。
4. 腰の姿勢の「目安」
では、腰の姿勢はどのくらいを目安にしたらよいのでしょうか?
まず壁にかかとをつけて背中を全てくっつけて立ってみて下さい。
この際、腰と壁の間に隙間が無いようにしてください。
ひざを軽く曲げるとできると思います。
この時にできる腰の位置を覚えておくと、立っていても座っていても息が吸いやすいと思います。
いかがでしょうか?
簡単にできましたよね?
とはいえ、体に染みついた癖はなかなか消えないもの。
歌う時だけでもチェックしてあげてくださいね!
5. まとめ
今回は、「腰の反り」についてお話しました。
呼吸が深く吸えることは心を落ち着けて、自信のある態度にもつながります。歌う時だけでなく、大事なプレゼンの前等にも「腰の反り」をチェックしてみて下さいね!
では、今回のまとめです。
1. 腰を反ると息が吸えない
2. 腰の位置の目安は、壁にもたれた時に壁と腰に隙間ができないくらい
です。
では、次回もお楽しみに♬
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