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胸に手を当てる理由

こんばんは。こえさがすくじらです。
今回は、深い声や低い声を響かせるとき、どうして胸に手をあてるのか?
ということについてお話しします。

母音の話でいくと、「お」を響かせるときとかによくやりますよね。

1. 喉仏を下げる筋肉

みなさんの体は、筋肉が動かしています。
故に、筋トレが最高のソリューションです。

最近なんかこうゆう本、よく書店のビジネスコーナーで見つけますよね?
私もビジネスマンの端くれ。もちろん目を通していますよ。

それはさておき

皆さんの声を変化させているのも、元をたどれば筋肉になります。
そして、今回の話題である、喉仏を下げる筋肉って言うのもあります。

じゃあ、その筋肉何?

って聞かれて答えられる人はあんまりいないと思います。

答えは、
 ①胸骨舌骨筋
 ➁胸骨甲状筋
の2つです。

はい、意味分らへんー。漢字しかないー。
ってなりますよね。まぁまぁ落ち着いてくださいな。

まず、胸骨っていうのは、胸の骨です。これでOK。
次、舌骨っていうのは、舌の一番奥のとこにある骨です。舌の骨。
喉仏のすぐ上に輪っかを半分に切ったような骨があります。それです。
最後、甲状っていうのは、甲状軟骨(=喉仏と思ってOK)です。

筋肉の名前は、くっついてる骨の名前を並べて表現します。
そう思ったらなんか大したことないでしょ?

胸の骨と舌の骨をつないでる筋肉だから、胸骨・舌骨・筋
胸の骨と喉仏の骨をつないでる筋肉だから、胸骨・甲状・筋

以上です。
そして、こいつらが縮むと、舌の骨と喉仏を胸の骨に向けて引っ張り込みます。

胸骨舌骨筋、胸骨甲状筋はよくある人体模型アプリ等では、鎖骨のすぐ下の裏側らへんにくっついてるように描かれることが多いです。

しかし、師事している解剖学の先生によると、
「実際に人体を解剖して見てみると、肋骨の上から三番目の裏側に広く扇状に接続している」のだそうです。

なんだか見えてきませんか?

そうです。みなさんが手を当てている場所。
そここそが、舌骨及び喉仏を胸骨舌骨筋・胸骨甲状筋が引っ張り込む先なのです。
喉仏っていうのは、「胸の真ん中に向かって」下がるんです。

筋トレって筋肉を意識する事でトレーニング効果が高まるのは、よく知られた事ですよね?
同じことだと思いませんか?

そうゆうことです。

2. まとめ

では、今回のまとめです。

1. 喉仏は胸の真ん中に向かって下がる
2. だから胸の真ん中に手を当てて意識する
3. 筋肉は裏切らない

です。次回もお楽しみに♬

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