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絶望的な状況のなかでヤチヨの脳裏にサロスの姿がよぎる。 いつだって自分がピンチの時に…
「具合はどう?」 「うん。もう、大丈夫……」 時間は少し遡る。ソフィがコニスを追い、天…
「ずいぶんと到着が遅かったですね。ゼロ」 「……」 コニスを掴み上げ拘束しているゼロと…
ゆっくりとこちらを見定めるように、その巨体は一歩、また一歩とコニスに近づいてくる。 …
「ソフィどうぞ」 「えっ!? あっ、ありがとう」 「?」 コニスがことんと控えめに目の前…