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クイズ1000問ノック その5

早いもので6月に入りました。

毎回、早押しクイズの基礎体力をつくる基本問題と、雑学・トリビアをまぶした解説が満載の、クイズ力養成ドリル、第5弾です。

中学生の頃に、僕が読んだ本に『水津康夫のクイズ全書』(情報センター出版局)というクイズ本があります。

水津さんは『ギミア・ぶれいく』の人気企画「史上最強のクイズ王決定戦」の初代チャンピオンで、ご著書の中に「クイズに強くなる方法」の3箇条を書かれています。

1:量をこなせ
水津さんは「これに尽きる」と仰いました。クイズでも芸事でも同じであるとも。「量をこなせば、質に転化する」というのは僕も同じ考えです。

2:問題を結びつけよ
水津さんは「ひとつの問題を見たら、そこから関連問題を考えてみるとよい。そうすると知識が点から線に、線から面に広がっていくだろう」と仰いました。記憶を定着させる、あるいは早押しの先読み力をつける良い方法だと思います。

3:問題を作ってみよ
水津さんは「これは誰もが言うことであるが、誰もが言うということは、正しいけれど難しい、ということである」と仰いました。初心者の方は問題を作るよりも、問題をひたすらこなして型をインプットしていくのがいいと思います。

この「1000問ノック」は、この2番目「問題を結びつけよ」の手助けをする問題集かもしれません。
最初の必修10問は(ある程度ジャンルは散らしますが)僕がほぼ無作為に選んだ基本問題です。
解説については、クイズ問題に近しい知識から、少しずつ広げていき、時には調べものをしている途中で僕自身が初めて知ったことも書きながら、思わぬ方向に進んでいきます。

そのため、復習20問は(基本問題の内側に収めていますが)どんな問題の羅列になるのか、僕にも分かりません。
「知識の点と点をつなげて線に」などと烏滸がましいことは言えませんが、皆さんが頭の中でそうできるお手伝いくらいは出来ているかもしれません。

というわけで能書きはこの辺にして、今回のお題10問はこちらです。

121.ハワイにある島で、ホノルルがあるのは何島?
122.「閑古鳥が鳴く」の「閑古鳥」とはどんな鳥のこと?
123.スヌーピーが登場する、アメリカの漫画のタイトルは何?
124.ノーベル賞の6部門のうち、日本人がまだ受賞していないのは何賞?
125.歌舞伎の看板を書くときに用いる、筆太で独特の書体を何流という?
126.テニスで、サーブを2回続けて失敗することを英語で何という?
127.ポルトガル語で「小舟」という意味の言葉を語源とするお寿司は何?
128.「あじさい」を漢字で書くと出てくる「色」を表す漢字は何?
129.狂犬病のワクチンを開発したフランスの細菌学者は誰?
130.人類初の宇宙飛行士、ガガーリンが乗った宇宙船の名前は何?

今回はベタな問題が多いとはいえ、難易度は高い(というか硬い)と思います。クイズをやったことがない方は、半分取れれば「凄い!」の一言です。
クイズをやっている方にとって「全問正解」は当然かと思われますが、ここからどんな派生がなされていくかを想像してみると楽しいかもしれません。

今回ビックリしたのは、スヌーピーは〇〇〇〇〇〇〇〇をしている、という豆知識でした(クイズには出ないと思いますが)。

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