週刊文春というこの国の害悪 7~デマと誤魔化しだらけのいわゆる「木原事件」報道~
結局刑事事件にもならなかったいわゆる「木原事件」
木原誠二衆議院議員の妻の元夫であった男性の不審死について、再捜査を行なった元取調官の佐藤誠さんが元妻の不審死に対する関与がないと証言しているにもかかわらず、「木原事件」などと表現している週刊文春の出鱈目さが改めて確認されました。元夫の不審死に事件性がないことが明らかになったのです。
これに対する週刊文春の負け惜しみをご覧ください。
この「事件」は元から筋が非常に悪いものでした。木原誠二衆議院議員本人ではなく公人でない一般人である妻に対するものであることが一つの問題点、週刊文春の取材によってもと妻の「事件」に対する関与がないことがわかっているにもかかわらず、「木原事件」などと表現して一般人に対する報道被害を拡大させ続けている点がもう一つの問題点です。
取材不足を実名報道や取材源の実名による告白で誤魔化し続けてきた週刊文春の恥ずべき歴史
芸能人に対して「何々に在日説」などとヘイト報道を繰り返し、出鱈目な取材で小林よしのりさんの秘書の女性に対して「元ストリッパー」などと何の根拠もない記事を書き散らしてきた噂の眞相という雑誌がかつてありましたが、週刊文春はその雑誌で取材を続けてきた札付きともいえる記者を多く採用して記事を書いています。
その一人が、福岡の教師によるいじめでっち上げ事件で無実の教師の顔写真、自宅の写真と実名報道をなして、裁判でいじめの事実が悉く否定されたにもかかわらず、教師が虐待していたなどと述べていた西岡研介さんです。この「事件」では、西岡研介さんがまともに教師からまともに話を聴くことができなかったにもかかわらず、その取材不足を誤魔化すために教師の個人情報を記事で公開して、「それほど週刊文春が報じているなら真実だろう」と思わせるように報じました。
今回の「事件」においても、「元取調官が実名で告白しているから真実だろう」と思わせるように報ずるためになされたとしか考えられませんし、その取調官は再捜査をなしただけの人物で、当初の捜査にはまったく関わってもいないのです。木原誠二衆議院議員の妻だけでなく、元取調官に対する報道被害も拡大させ続けている週刊文春はまさにこの国の害悪であると言えます。