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傷害、公務執行妨害被疑事件(大坂正明被告人)第1回公判3~大坂裁判事務局の見解

大坂裁判事務局を名乗る支援団体の公判解説

 10月25日の東京地方裁判所では、大坂裁判事務局を名乗る支援団体が初回公判の内容を解説するビラを配布していました。そのビラの内容を示し、支援者たちの大坂正明被告人や渋谷暴動事件に対する見解を明らかにします。

1971年11・14沖縄闘争での「殺人罪」でっち上げ
大坂正明さん裁判 第1回公判のポイント

 初公判に集まられた皆さん
 いよいよ、大坂正明さんの裁判が始まります。沖縄闘争への弾圧と闘い51年、大坂さんは不屈・非妥協の戦いを貫いてきました。沖縄返還協定批准阻止、基地撤去、安保粉砕、日帝打倒を掲げて闘われた11・14渋谷暴動闘争は、階級支配を揺るがした70年安保・沖縄闘争の頂点をなす闘いでした。デモ隊のリーダーであった星野文昭さんの44年にわたる不屈の獄中闘争と、これを引き継ぐ大坂さんの闘いは、改憲・戦争を許さない日本階級闘争を根底で支えてきました。
 大坂正明さんは無実です。この裁判は、権力のでっち上げを徹底的に暴き、弾劾し、改憲・戦争に突き進む国家権力を打倒する闘いです。沖縄闘争に対する弾圧を、労働者民衆の力で打ち破ろう。米日帝国主義による中国侵略戦争・世界戦争の開始と対決し、大坂正明さんを取り戻そう。
 本日を皮切りに約1年、42回にわたり公判が開かれる予定です。ご支援をお願いします。
(本日の裁判は東京地裁429号法廷、10次開廷(原文ママ)、昼休みを挟み17時まで前日法廷(原文ママ))

今日のポイント

① 大坂正明さんが意見陳述をします
 はじめに冒頭手続が行われます。大坂さんが「私は無実だ」と宣言し、意見を述べます。
 自らの言葉できっぱりと無実を宣言し、沖縄闘争の正義、反戦・反核、改憲阻止を訴える大坂さんを激励しよう。

② 検事と弁護団双方が冒頭陳述を行います
 検事の冒頭陳述(30分)に続き、弁護人の冒頭陳述が行われます。弁護人陳述は120分を予定しており、昼食休憩をはさんで午後も続きます。

③ 大坂さんと団結し、取り戻そう
 5年5か月にわたり接見禁止とされた大坂さんと、ついに対面できる時が来ました。同郷の友人たち=帯広カルテットを先頭に、大坂さんに私たちの姿を見せ、激励しよう。大坂救援会・東京労組交流センターの闘いと団結で大坂さんを取り戻そう。その決意を、傍聴闘争・裁判所前行動で伝えよう。大坂さんと固く団結し、本日の闘いをやりぬこう。