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有田芳生元参議院議員の落選に思う
有田芳生元参議院議員が落選
衆議院議員山口県第4区補欠選挙において、元下関市議会議員の吉田真次さんが当選し、立憲民主党から立候補した有田芳生元参議院議員は落選となりました。
安倍晋三・元首相の死去に伴う衆院山口4区補欠選挙は、前山口県下関市議で自民党新人の吉田真次氏(38)(公明推薦)の当選が確実となった。立憲民主党新人の有田芳生氏(71)ら4人を破った。
頭を下げたくないとしか感じられない有田芳生元参議院議員の選挙活動
有田芳生元参議院議員は、参議院通常選挙の比例代表区から立候補し2回当選し、前回の参議院議員通常選挙で落選していますが、地元の練馬に顔を出さない候補者という評判が立っていたのを聞いています。
また、有田芳生元参議院議員の最大の実績とされているヘイトスピーチ規制法についても、頭を下げて根回ししたのは公明党の議員などであって、有田芳生元参議院議員は「こういう動画が欲しい」とリクエストして委員会等で発表するのが主で、本当に汗をかいた人は前述の議員らや有田芳生元参議院議員からの〆切の厳しい動画編集に携わった者であると思います。
今回の衆議院議員補欠選挙で「下関って統一教会の聖地なんです。聖なる土地なんです。」と述べて、選挙区の有権者の気持ちを慮らない演説をなして、統一教会の聖地ではないことを証明するために投票を呼びかけた手法には、有権者に対して頭を下げたくないという有田芳生元参議院議員の気持ちが漏れているように感じてなりません。
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政治家に最も必要なのは人の話を聴き、人に自らの考えを理解してもらうコミュニケーション能力であると思います。比例代表区とはいえ地元の住民の声を聴いていないとしか思えない選挙活動をなしていた有田芳生元参議院議員ができる唯一ともいえるアピールが「下関は統一教会の聖地」であると訴えて地元住民に踏み絵を迫るものであったのではないかと考えると、補欠選挙での惨敗も当然の結果ではないかと思います。