小西洋之参議院議員がNHKの人事に圧力をかけた模様
NHKの人事に具体的な指示をなす小西洋之参議院議員
小西洋之参議院議員がまたもや国会議員の権力を利用してNHKに圧力をかけたようです。
小西洋之参議院議員の発言は、NHKの人事に国会議員というNHKの生殺与奪を左右する立場の権力が口を挟んだということであり、国会議員として許されない発言です。しかしながら、小西洋之参議院議員の問題はそれだけではありません。
女性のキャリアに関心のない老害と化した小西洋之参議院議員
小西洋之参議院議員の問題点のもう一つはさらに深刻で、「ブラタモリ」に出演している女性アナウンサーのキャリアに何の関心も持たず、バラエティ番組に出演しているから報道に疎いのではないかという偏見と女性のキャリアを不当に貶める女性蔑視の認識に基づいて発言しているという疑念が生じることです。
小西洋之参議院議員は槍玉に挙げた二人のNHK女性アナウンサーは、「ブラタモリ」に出演しているとはいえ、報道に携わっていた経験が豊富で、小西洋之参議院議員はそのキャリアに何の関心も持っていないということがわかります。
桑子真帆アナウンサーはNHKニュースおはよう日本のメインキャスターを務めた報道畑のアナウンサーといえますし、林田理沙アナウンサーはバラエティを含めて様々な番組の経験がありますが、NHKニュースおはよう日本の担当経験があるうえに、小西洋之参議院議員が候補者となった2022年の参議院議員通常選挙のメインキャスターを務めていたはずですが、小西洋之参議院議員はご自身の選挙報道を誰が担当していたかもわからずにNHKの人事に圧力をかけようとしていたわけです。立憲民主党は女性の人権を守ることに非常に熱心な政党であると認識していますが、たまたまバラエティ番組に出演しているからといって報道に携わったキャリアを完全に無視して、特定の番組に出演させるのはどうかと圧力をかけるミソジニーそのものと言える小西洋之参議院議員を、蓮舫参議院議員、塩村あやか参議院議員、石垣のりこ参議院議員など女性の人権に関心のある国会議員がなぜ吊し上げないのでしょうか。たかが法律案の審議で挙げた事例が不適切であると本多平直衆議院議員を政界引退同然の状況に追い込んだ立憲民主党なら、即座に小西洋之参議院議員に議員辞職を迫るべき事案であると思うのですが、なぜ立憲民主党は放置しているのでしょうか。