見出し画像

週刊文春というこの国の害悪 11 ~兵庫県知事パワハラ問題を批判する資格すらない週刊文春~

「立花孝志N党党首と対決した!」で立花孝志NHKから国民を守る党党首を批判する週刊文春

 週刊文春12月12日号で「立花孝志N党党首と対決した!」において、元兵庫県県民局長への誹謗中傷に及んでいる立花孝志NHKから国民を守る党党首を批判する立場で記事が掲載されています。この記事自体は問題がないのですが、週刊文春という雑誌自体が他人、それも公人ですらない一般人を標的として自死に及びかねないほどの誹謗中傷を繰り返してきたこの国の害悪であることを忘れてはならないと思います。

「福岡の教師によるいじめ」デマ事件で無実の教師の実名、顔写真、自宅写真を晒して「殺人教師」を記事を書いてきた週刊文春

 週刊文春は、西岡研介というデマライターが公人ですらない福岡県の小学校教師を標的として誹謗中傷してきました。この小学校教師は裁判でいじめなどを行っていないことが明らかになりましたが、いじめなどを行っていない小学校教師に対して、実名、顔写真、自宅写真を晒しながら「殺人教師」と誹謗中傷してきた記事をよく読むと、その教師が西岡研介さんの取材に対して不遜な態度をとったように感じられた「週刊文春侮辱罪」が理由として誹謗中傷がなされたことが推測されるものとなっています。

実は僕、この問題を記事にする前に、当然、この教師にも言い分はあるやろうからと思って、この教師に二回手紙を書いて、何度も電話したんやけど、取材に応じようとせんかったんよ。で、実際に自宅も何度も訪ねたんやけど、こっちの呼びかけを無視して、なんか知らんけどニヤニヤ笑いながら、車に乗って逃げていくわけや。当然、その様子も全部、記事に書いたったけど(笑)。

鳥賀陽弘道・西岡研介著「俺たち訴えられました! SLAPP裁判との闘い」

 この部分を読んで真っ先に感じた感想が、件の「殺人教師」記事は西岡研介さんと、その取材の状況を聞いた週刊文春編集部が「週刊文春侮辱罪」や「西岡研介侮辱罪」の取材対象を攻撃するためにあのような記事になったのではないかというものでした。報道の場において取材対象とのコミュニケーションがうまくいかないことはよくあることですが、そうであったとしても事実に基づいた記事を書くのが報道の役割であって、取材対象とのコミュニケーションがうまくいかなかったからといってあれほどのデマ記事を掲載するのは、時として人の生命を左右するかもしれない報道機関の権力を自覚せずに誹謗中傷していると批判されてもやむを得ないでしょう。
 また、自動車は視界を確保するために車外と比較して車内が暗くなるように設計されており、車外から運転手の表情まではわかりにくいのが通常です。西岡研介さんの「ニヤニヤ」はひょっとしたら西岡研介さんだけが感じた主観であったかもしれないのです。

肥モン「『福岡市 教師によるいじめ』でっちあげ事件報道検証 1~週刊文春と西岡研介さんは『週刊文春侮辱罪』、『西岡研介侮辱罪』で無実の教師を『殺人教師』と喧伝したのか~」

 週刊文春が西岡研介さんに対して懲戒免職などの厳しい処分をなしたという話は聞きませんから、西岡研介さんの見解は週刊文春の見解とそう変わらないと考えてもよさそうですし、改めて週刊文春がこの国の害悪であって株式会社文藝春秋は社会から追放されるべきであると感じます。

「殺人」疑惑に関わっていないと明らかになっている木原誠二衆議院議員の妻に対し、「木原事件」などと誹謗中傷する週刊文春

 週刊文春の一般人を標的とした誹謗中傷は福岡の「教師によるいじめ」デマ事件だけに留まりません。木原誠二衆議院議員の妻という一般人に対して、取材によって疑惑にかかわっていないことが明らかとなっているにもかかわらず、「木原事件」とよんで誹謗中傷しているのです。

 週刊文春の罪深さは、公人である木原誠二元官房副長官ではなくその妻である民間人を標的とし、元取調官への取材で妻が「殺人事件」に関わっていないことが分かっていたにもかかわらず、依然として「木原事件」と呼び妻への報道被害を助長させている点にあります。そもそも、元取調官が実名で記者会見したことすら、スキャンダルとしては筋が悪いから実名記者会見したという意図が透けて見え、上皇后陛下に対する報道で失語症を発生させ、福岡の教師が生徒にいじめをなしていたという西岡研介さんの記事を教師の実名とともに報道した頃から何も変わっていないことがよくわかります。
 更に言えば、無実の民間人に対して「殺人事件」の被疑者のような報道をなすことは、報道被害を受けた者の生命に関わることを週刊文春はまったく認識していません。福岡の教師によるいじめでっち上げ事件のデマ報道で「殺人教師」と報じた西岡研介さんのデマ記事に対して、「よくやった」と週刊文春が考えているからこそ、木原事件」などという表現で報道被害を拡大させ続けるのでしょう。週刊文春はまさしく日本の害悪であると言えるでしょう。

肥モン「週刊文春というこの国の害悪 6 ~未だに『木原事件』とよんで生死に関わる報道被害を拡大させる週刊文春~」

 自分たちが担ぎ出した事件の取調官が木原誠二衆議院議員の妻が事件に関わりないと述べているにもかかわらず、週刊文春は「木原事件」と一般人の木原誠二衆議院議員の妻を誹謗中傷し続けているのです。ひょっとしたら、最も悲願的な結末を迎えた際に「妻を守ることができなかった木原誠二」などと商魂たくましい記事を準備しているのではないかと邪推すらしてしまいます。
 かつて、反権力のパッケージに包んである芸能人に在日説があるとか、一行記事などで出鱈目を書き殴っていた「噂の眞相」というデマ雑誌がありました。この雑誌は漫画家の小林よしのりさんの秘書を標的として誹謗中傷したり、数多くの民事訴訟を抱えて多額の賠償金の支払いを命ぜられているようないわく付きの雑誌でしたが、週刊文春はこの「噂の眞相」出身の者を拾っていると聞きます。当然のように記事の質と品が底辺まで堕ちた週刊文春は存在するべきではありませんし、株式会社文藝春秋は社会から退場するべきであると私は思います。