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岸田文雄総理大臣へのテロ事件に関する私見
令和5年4月15日、木村隆二容疑者が和歌山市雑賀崎漁港で爆発物を投げ込んだ容疑で逮捕されました。爆発物は岸田文雄総理大臣のそばに落ちて爆発し、爆発のタイミング次第では岸田文雄総理大臣だけでなく聴衆に被害が及ぶ可能性のあったと思います。なお、画像は飯テロ風のものをお借りしました。
テロに対する私の認識
従前から申し上げていますが、私はテロを完全否定する立場ではありません。持たざる者の最後の抵抗手段としてテロしかないという状況は確実にあるわけで、そのような状況でテロを完全否定することはできないと思います。
持たざる者の最後の抵抗手段として私はテロを完全に否定するわけではありません。例えば、虐殺などによって民族そのものが消滅させられようとしているにも関わらず軍ばかりでなく私兵すらおらずまともな抵抗ができないチベットではおそらくテロ以外の抵抗手段はないと思います。
— 肥モン (@koemonn7) April 16, 2023
ただ、日本でテロが持たざる者の最後の手段として認められる要件が認められるような状況はおそらく存在しないでしょう。
— 肥モン (@koemonn7) April 16, 2023
今回のテロをフランス革命や米国などでの黒人の暴動になぞらえて何か意義があるかのようにおっしゃっている方もいらっしゃいますが、いつの時代の話をなさっているのですかと問いかけたいと思います。テロでしか解決することができない状況は、きめ細かい報道と法整備によりどんどん減っています。
— 肥モン (@koemonn7) April 16, 2023
その方のご年齢を私は存じ上げないのですが、全共闘世代の方でしょうか。大学進学率が低く、大学生がエリートと受け取られていた時代に若気の至りとしか考えられないゴジャをやらかしたのに、世間はエリートの大学生だから深い意味があるはずだと、ヘルメットに沢山カンパが集まった時代でした。
— 肥モン (@koemonn7) April 16, 2023
そのような甘やかされた大学生たちは、日本赤軍を名乗って、日本国内にとどまらず、ロッド空港でイスラエルからの解放を求めた過激派の依頼に基づいて、銃を乱射し、7人のイスラエル人と18人の無関係な国籍の人を殺害しました。
— 肥モン (@koemonn7) April 16, 2023
日本の恥が「国際根拠地論」などと寝言を述べて海外で戦争ごっこを始め、日本の恥を世界に広めたわけです。このロッド空港でのテロを日本の恥の親玉の重信房子は「ヒューマニズム」と表現しましたが、評価できるのはそのような愚行に土下座行脚しない面の皮の厚さぐらいでしょうか。
— 肥モン (@koemonn7) April 16, 2023
ただ、国際法などの法整備やきめの細かい報道によって、テロのみに頼らざるを得ないような状況はどんどん減少しており、報道の自由と民主主義が浸透している日本においては、テロによらざるを得ない状況はないといってよいでしょう。