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週刊文春というこの国の害悪 13 ~何から何までダメな週刊文春のデマ報道~
マスコミの「事故」対応の傲慢さ
だいぶん前の話になりますが、ある方がおっしゃっていたことを思い出しました。JR西日本の福知山脱線事故について、事故を起こしたJR西日本は会社が存続する限り節目ごとに事故を振り返り決して事故のことを忘れることはないが、マスコミは誤報記事や捏造記事を出したことはすぐに忘れてしまうというというものでした。ただ、一つ訂正させてください。マスコミは誤報記事や捏造記事を出したことを忘れるだけでなく、誤報記事や捏造記事を最初から無かったことにするのです。
福岡の小学校教師によるいじめでっち上げ「事件」では、裁判でいじめの事実が否定されているにもかかわらず、教師に処分を下した行政のみが被告となった裁判のみの結果をもって、その教師の顔写真と自宅の写真、そして「殺人教師」という生命に関わるほどの誹謗中傷を週刊文春に書き殴ったデマライター西岡研介さんは、裁判で虐待が認められたと強弁していたのです。もちろん、週刊文春が訂正や謝罪記事を書くことはありませんでしたし、西岡研介さんが株式会社文藝春秋を懲戒免職になったり、出入り禁止になったりしたという事実は寡聞にして聞きません。つまり、株式会社文藝春秋と週刊文春編集部は、この想像を遥かに超える名誉毀損事件に対して社や編集部として何もしなかったと言ってよいのです。
このような株式会社文藝春秋と週刊文春の姿勢に対し、私は自分の感情をコントロールすることができるか危惧しています。仮に、朝日新聞を襲った赤報隊事件のような事件が株式会社文藝春秋や週刊文春編集部に対して発生したならば、前川喜平元文部科学省事務次官のように
「気の毒だとは思ったが、悲しいとは思わなかった」
などという暴言を吐かないという自信が私にはありません。
週刊文春がデマ記事をこっそり訂正していたことが明らかに
中居正広さんの女性とのトラブルをめぐる記事について、週刊文春がデマ記事を発信していたことが明らかになりました。
週刊文春が昨年12月26日発売号で元タレントの中居正広さん(52)による女性とのトラブルを報じた記事について、同誌編集部は1月28日、週刊文春電子版などでフジテレビ社員の関与についての内容の一部訂正を発表し、謝罪した。同号では、トラブルの発端となった食事会について、女性がフジ社員に「誘われた」としていたが、その後の取材で「中居氏に誘われた」ことなどが判明したとした。
編集部は、報道の第2弾となる1月8日号以降、今回訂正した取材内容を踏まえた記事を出しているとも説明。中居さんのトラブルを巡っては、フジは報道のあった12月下旬以降、社員の関与を否定してきた。港浩一社長らの辞任を発表した1月27日の記者会見では、訂正前の文春報道を前提にした質問が続出し、フジは改めて否定した。
週刊文春が28日にサイトに載せたコメントでは、フジ社員が女性を中居さん宅のバーベキューに連れて行くなどしていて、女性が会食について「社員がセッティングしている会の“延長”だったことは間違いない」と証言しており、社員が「トラブルに関与した事実は変わらない」と主張した。
週刊文春の竹田聖編集長は28日、毎日新聞の取材に「この問題について、有識者に取材する中で、元大阪府知事で弁護士の橋下徹さんから(第1弾と第2弾の記事内容の違いについて)指摘があり、訂正した」と説明した。同誌関係者は「第1弾の取材は裏付けが甘かった。第2弾以降は全て新たに取材で分かった情報に基づいて書いている。すぐに訂正を出す必要はないと思っていた」と語った。
週刊文春の訂正について、フジは28日、「記事が掲載された当初より一貫して、事案が起きたとされる食事会に関して、当該社員は会の設定を含め一切関与していないと主張し、発行元にも伝えていた。今後は、第三者委員会の調査に委ねる」とのコメントを出した。【諸隈美紗稀】
「もっと早く訂正すべきだった」
影山貴彦・同志社女子大教授(メディアエンターテインメント論)は「もっと早く訂正すべきだった」と文春の対応を批判するが、フジの問題については「第三者委の調査結果を待って冷静に判断すべきだ」と強調する。「文春の訂正も含め、ネットの声はフジへの批判と擁護の間で過激に揺れ動いているが、フジ社員の関与の疑念が全くなくなったわけではない。一連の問題について、メディアは中立の立場で情報を提供し、視聴者も冷静に考えるべきで、もう少し様子を見る必要がある」と指摘した。
竹田聖週刊文春編集長の発言を見る限り、週刊文春はこのデマ報道を極力無かったことにしたい意向であることがよくわかります。デマ記事で多くの者を地獄に突き落とした結果得た給与で飲むお酒はさぞかし美味しいのでしょう。竹田聖週刊文春編集長は真面目な一般人であれば関わり合いになりたくない人物ですが、そのことだけは聞いてみたい気がします。