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世に倦む日日こと田中宏和さん、土佐市のカフェで法的措置を示唆されて記事タイトルで支援を求める
世に倦む日日さんの恥ずかしい記事
鹿砦社が世に倦む日日さんと決別してかつて出版していた著書の在庫を廃棄したことは存じ上げていましたが、最近は閲覧した世に倦む日日さんの記事は「華麗なる内閣 『世に倦む』臨時革命政府のイマジネーション」という自らが総理大臣となった「ぼくのかんがえたさいきょうのないかく」の妄想を垂れ流す恥ずかしい記事ぐらいでした。
「ぼくのかんがえたさいきょうないかく」なるパワーワードがタイムラインに流れていたことで世に倦む日日さんの「臨時革命政府」構想を思い出しました。 https://t.co/pLT7kppMkY
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
この構想が痛いところは、総理大臣が世に倦む日日さん自身であることです。そして、閣僚の人選も相当痛いものです。総務大臣に当時ネットで痛い人扱いされていた戸倉多香子さんの起用を検討しながら結局は当時の高知県知事で政策はよくわからないが名前が売れていた橋本大二郎さんを起用。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
わかりやすく例えれば、泉房穂元明石市長を総務大臣に起用するようなものです。菅直人元厚生大臣、長妻昭元厚生大臣のように組織管理に問題があることが明らかな人物に巨大な組織を任せることに何の危惧もないのでしょうかと思いましたが、菅直人厚生大臣はしっかりと構想に入っています。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
その世に倦む日日さんは、戸倉多香子さんを総務大臣ではなく党の幹事長に起用すると明言。で、世に倦む日日さんの党ってどんな党なのでしょうか。しかも、幹事長だけ決めて他の党人事は放ったらかしです。ひょっとして政党にどのような部署があって、党幹部はどのような役職なのかご存知ないとか?
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
法務大臣には光市母子殺害事件の遺族の男性、しかも次期総理大臣含みだそうです。私も彼の言動は立派で感動したこともありましたが、法務大臣としての適性があるかどうかは別だと思わないのでしょうか。この方が今「臨時革命政府」の内閣を発表した時に法務大臣に挙げそうな方が想像できます。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
財務大臣に挙げられた「ミスター円」の異名のある榊原英資さんは、円相場介入で名を上げた方ですが、その指揮は当時の勝栄二郎為替資金課長が担っており、些か名声先行の傾向のある方と認識しています。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
外務大臣の天木直人さんには失笑するほかありません。同じように不適切な人物として佐藤優元外務省主任分析官がいらっしゃいますが、まだ佐藤優さんの方がマシだと思います。そして、どう反応すればいいのかわからない内閣の目標が以下のとおりです。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
以上、五つの目標をこの内閣は実現達成する。日本人の生活を取り戻し、失われた自信と誇りを取り戻す。知識と教養、反省と努力の生き方を復権させ、技術と学問へ技術と学問への意欲と情熱を取り戻し、世界から尊敬される「地上の星」の日本人像を復活させる。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
この目標にある「地上の星」って何でしょうか。中島みゆきさんの曲でしょうか。確かNHKの「プロジェクトX」の主題歌として「地上の星」が流れたわけですが、曲自体は近くの大切な人に気が付かず遠くの明るく輝く人を追い求めることを嘆いた曲と私は理解しています。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
世に倦む日日さんは、地上の星が日本人で、空に輝く星が米国人とでもたとえて「地上の星」とおっしゃったのでしょうか。それとも「プロジェクトX」と言うつもりで「地上の星」と間違えたのでしょうか。
— 肥モン (@koemonn7) May 6, 2023
土佐市のカフェからの法的措置を検討するとのツイート
この世に倦む日日さんですが、土佐市のカフェ問題を取り上げた記事で法的措置を検討し得ることをそのカフェ店長から通告されています。
事実無根の記載が極めて多く、実害がでており、あまりに悪質だと思いますので反論します。訂正するようお願いします。聞き入れて頂けない場合法的措置を検討します。 pic.twitter.com/N6D7bgGAcw
— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 19, 2023
事実無根の記載が極めて多く、実害がでており、あまりに悪質だと思いますので反論します。訂正するようお願いします。聞き入れて頂けない場合法的措置を検討します。
私はこの土佐市のカフェについて詳しく調べているわけはないので事実関係に立ち入ることはしませんが、この店長は法的措置をなすと警告しているわけではなく、まずは記事の訂正を求めて訂正がなされない場合に法的措置を検討すると述べていることがわかります。
これに対する世に倦む日日さんの記事がこちらです。
この記事の中で着目すべき点は世に倦む日日さんが「ブログ活動支援のお願い」として金員の支援を求めていることです。この「ブログ活動支援のお願い」自体はこの記事も含めたすべての記事の末尾に記載されているわけですが、今回の土佐市のカフェの件では記事のタイトルで「皆様のご支援と助言をお願いします」と記載している点が異なります。カフェの店長の現時点でのツイートから判断すると、記事を訂正すれば法的措置を検討しないと解釈することができますし、記事を訂正しない場合においても「検討」ですから結果として法的措置に至らない可能性もあると解釈することができると思います。この流れを読むと、世に倦む日日さんが土佐市のカフェ騒動をきっかけとしてさらなる寄付を求めているように解釈する方が多いのではないでしょうか。
静岡地方裁判所の民事訴訟における世に倦む日日さんの記事の誤り
この世に倦む日日さんが注目されるきっかけとなった記事の一つに静岡地方裁判所の民事訴訟の記事があります。
裁判を準備し、弁護士費用を用立て、支援者もなく一人で闘いを続けることは、本当に大変なことだっただろう。個人情報を晒され、ネットで集団リンチにかけられる遭難は、何より家族に迷惑がかかる。本人だけの問題では済まない。野間易通としばき隊の暴力の毒牙にかけられた者は、こうして泣き寝入りし、戦うことを諦めてネットから次々と消えて行った。
静岡地方裁判所の裁判記録を閲覧するとこの民事訴訟は原告被告とも本人訴訟で審理に臨んでいることがわかりますが、世に倦む日日さんは一体どこの民事訴訟を取材されたのでしょうか。また、この民事訴訟を記事にするならば、被告の野間易通さんが本人訴訟の続行期日である第3回口頭弁論に準備書面も提出することなく欠席して結審してしまい、本来ならば判決で退けることが可能であった原告のプライバシー侵害の請求がそのまま認められてしまい、控訴審でもそれに対する反論を主張することがなかったことで傷口を大きく広げてしまったという興味深い事実について触れていないのはどうしてでしょうか。