怖いもの知らずのツイッターアカウント「テキサスおっ母さん」 @jCjmmlgiyjxYQ1C
テキサスおっ母さんのトップ固定ツイート
目を疑うようなツイートを目にしてしまいました。それは、ツイッターアカウント「テキサスおっ母さん」というアカウントで、トップ固定ツイートとして次のようなツイートを発信しています。なお、拙noteではツイートの内容を紹介する際にツイートの画像が表示されるような形でリンクを張っているわけですが、今回はアドレスの表記のみとさせていただきます。なぜなら、そのような表記手法で拙noteを書いた場合にこちらに民事訴訟の訴状が送達されるおそれがあるからです。つまり、それほど危険なツイートというわけです。
https://twitter.com/jCjmmlgiyjxYQ1C/status/1128940294790033414
ツイートは次のようなコメントと画像で表現されています。
その画像では、大きなスペースを割いて次のようなコメントが掲載されています。
画像では治療実績と費用についても触れています。
医療法に基づく広告規制に該当するのではないかとか、「愛国者の念持」などという仏教用語を用いているのは「矜持」が思い出せなかったのではないかなどという批判はどうでもいいです。全然面白くないという批判については私もそう思います。ただ、このツイートの最大の問題点は別のところにあります。
「テキサスおっ母さん」のツイートの最大の問題点
このツイートの最大の問題点は、肖像権侵害をなしているという点です。香山リカさんの画像を用いて目の部分を旭日旗で隠し、「\私が治します!/」のコメントとともに「院長:香山田リカ子先生」という説明文が付されており、「香山田リカ子」の「田」と「子」は非常に小さいフォントで記載されており、香山リカさんが院長を務めているかのように表現されています。また、医院名の表記が「香山田リカ子医院」と記載され、同様に「田」と「子」は非常に小さいフォントで記載されており、「香山リカ医院」と見えるように表現されています。
この画像を見て、平成20年9月1日に東村山駅前で朝木明代元東村山市議会議員の追悼を口実に行われた街頭宣伝活動に伴う民事訴訟を思い出した向きも多いでしょう。この街頭宣伝活動に参加していた日本を護る市民の会代表の黒田大輔さんは、街頭宣伝活動を監視していた千葉英司元東村山警察署副署長とジャーナリストの宇留嶋瑞郎さんの画像に目線を入れるような形で「犬作」「命」「捏造マンセー」など記載し、「我々を監視する創価工作員(左側が、誘導工作記事を垂れ流している自称ジャーナリストのウンコ野郎です)」という説明文をつけてブログに掲載しました。これが第一次及び第二次にも及んだ東村山問題フリークの間では有名な落書き名誉毀損裁判で、宇留嶋瑞郎さんとの第一次裁判では黒田大輔さんが敗訴し、千葉英司さんとの第二次裁判では黒田大輔さんの謝罪とブログの画像と記事を削除することで和解することとなりました。
「テキサスおっ母さん」の画像はただ肖像権を侵害するだけでなく画像に余計な落書きを加えることにより名誉毀損にも至りうるという最悪のツイートであると言えるでしょう。
肖像権侵害等の相手方が香山リカさんという悪質性
東村山の落書き名誉毀損裁判と異なる点は、相手方が香山リカさんという点でしょう。香山リカさんはへき地治療のためむかわ町国民健康保険穂別診療所に勤務しているものの、雑誌「創」で連載を持ち、平日の勤務を終えた祝日の令和4年4月29日に文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」に出演するなど文化人寄りの芸能人に近い側面を持っています。つまり、肖像権侵害について一般人より厳しく認識している可能性が非常に高いわけです。
また、鹿砦社とのトラブルにおいてはすぐに神原元弁護士に委任して対応を任せるなどきっちりとした法的対応を行う方ですし、チャンネル桜との民事訴訟においては、小倉秀夫弁護士に依頼しているなど依頼する弁護士がいわゆる「反差別カウンター」側一辺倒でもないという面も見られます。そのような点を勘案しても「テキサスおっ母さん」は相当怖いもの知らずであるという印象が強くなります。
また、「テキサスおっ母さん」は、香山リカさんに対して肖像権使用の承諾を得ていないでしょうし、仮に得ていたとしても画像に「落書き」するような行為まで承諾の範囲に含めているはずもないでしょう。
最後に
香山リカさん又は訴訟代理人を受任した弁護士の先生のために、「テキサスおっ母さん」のツイートを保存しております。必要な場合はツイッターアカウントをフォローしてダイレクトメールでご連絡くださると幸いです。