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お話にならない紀藤正樹弁護士の統一教会の線引き基準

肥モン

政治家と統一教会の線引き基準を提案する紀藤正樹弁護士

　統一教会と政治家との関わりについて様々な提言を述べている紀藤正樹弁護士が統一教会との関係の線引きの基準について述べています。

そろそろ政治家と統一教会との関係の濃淡/線引きの基準を作るべき時期ではないか。個別取材ではなく記者会見で世界日報から取材を受けて記事になった程度は避けようがなく問題ないと思います。超党派で基準作りをするなら協力したい>紀藤正樹弁護士、超党派での基準作成求める

@masaki_kito

　紀藤正樹弁護士の言動を検証していくと、暴力団排除条例のようなものを法令によらず基準というよくわからないもので統一教会の信者を排除することが目的のように感じられ、「基本的人権を擁護」するはずの弁護士の使命がどこに行ってしまったのかと目眩がするのですが、政治家と統一教会の関わりについては、相手方の濃淡ということが非常に重要であると私は考えています。その濃淡とは違法行為や著しく不当な行為への関与です。つまり、統一教会関係者のうち、違法行為や著しく不当な行為に関与した人物、そのような行為をなした部署に所属する人物とそれらの部署を統括する立場の人物と政治の関わりを問題視するという考え方です。
　安倍晋三元総理大臣の殺害事件の発生をきっかけとして始まった統一教会に対するバッシングについては、統一教会側に大きな問題があることは言うまでもないことですが、どのようなおかしな宗教であってもそれによってしか救われない、あるいは本人がその宗教でしか救われないと信じている者がいることは考慮にいれなければならないと思います。紀藤正樹弁護士が主張する基準では、統一教会及びそれに関連する者のすべてを村八分にして、その者との関わりのうち二分が淡いものとして容認するものとしか考えられません。そして、就業はおろか、社会貢献をしようとしても排除されるであろう一般信者が日干しになるのを社会的に放置して、日干しになりたくなければ統一教会から離れよと呼びかけようとでもするのでしょうか。しかも、その基準は国会で定められた法律でもなく、仮に法律であったとしても憲法に違反することが濃厚である内容であるわけです。それとも、紀藤正樹弁護士は、

信教の自由の範囲は、法律でこれを定める。

あるいは、

信教の自由の範囲は、国会の与野党の合意でこれを定める。

とでも憲法を改正したいとでも考えているのでしょうか。