安田浩一というこの国の糞ジャーナリストとぬるま湯そのもののマスコミ
タグマ!「安田浩一ウェブマガジン ノンフィクションの筆圧」の驚くべき運営状態
在日特権を許さない市民の会の活動が活発化していた平成20年頃、行動界隈の取材で彗星のように現れたのが安田浩一さんでした。フリーライターの荒井禎雄さんが安田浩一さんの取材から逃げているとしか考えられない在日特権を許さない市民の会会長(当時)の桜井誠さんに対し、「本物のジャーナリストが参入してきたのだから桜井誠はきちんと対応しないとだめだ」などとおっしゃっていたのが印象的でした。
ただ、最近の安田浩一さんの出鱈目ぶりを見ると、その荒井禎雄さんをしても人物を見極めることが難しいと実感します。
タグマ!「安田浩一ウェブマガジン ノンフィクションの筆圧」のこれまでの出鱈目運営
安田浩一さんはタグマ!に月刊購読料660円で「安田浩一ウェブマガジン ノンフィクションの筆圧」なるウェブマガジンを運営しています。このウェブマガジンの発行頻度は「不定期」となっていますが、安田浩一さんにとって「不定期」とは記事を書かずに月間購読料を濡れ手に粟の状態で手にすることと考えているとしか思えません。
なお、令和元年11月から令和3年2月までのサボタージュ期間を経て安田浩一さんが読者に謝罪した文章は全文有料記事となっており、安田浩一さんが自らの謝罪文すら読者から購読料を徴収することができる「筆圧」を持っていると自負していることがわかります。
そして、この1年以上のサボタージュ期間をさすがに放置することができないとタグマ!は考えたようで、「安田浩一ウェブマガジン ノンフィクションの筆圧」の今後の展開について説明していますが、これがまた酷いものでした。てっきり「今後はこのようなことがないように筆者に注意しました」などの説明があると思っていたら、タグマ!は安田浩一さんがウェブマガジンの新規記事を3本アップする予定であることに触れてそれで済ましているのです。読者のために最低でもウェブマガジンの購入ページにかつて1年以上のサボタージュがあったことを明記すべきだと思うのですが、タグマ!は安田浩一さんにそれほど配慮しなければならない事情でもあるのでしょうか。
「安田浩一ウェブマガジン ノンフィクションの筆圧」における投げっぱなしの宿題の数々
タグマ!の甘い対応に安心したのか、安田浩一さんはその後も記事をアップしない月を重ね、現在は令和5年7月27日にアップした「虐殺から100年目 韓国の遺族を訪ねて」の更新以降サボタージュを続けています。
その間にアップされた記事も酷いものでした。記事は新たに執筆したものではなく、過去に別のメディアに掲載した記事を焼き直してアップすることが続き、とうとう他人のイラストをウェブマガジンに掲載するようになったのです。
もちろん、イラストの執筆者にはそれなりの原稿料を支払ってアップしているのでしょうが、このイラストにどんな「ノンフィクションの筆圧」があるのか理解不能でした。そして、このイラストを細かく見ると本当に絵の訓練を受けた者がわざとイラスト風の絵を描いたというものではなく、このイラスト程度の画力しかないとしか考えられない者がその実力通りのイラストを描いたとしか考えられず、どうしてこのような人様からお金をもらうことができるとは思えないレベルのイラストを平気で掲載する決断をしたのか疑問でした。そして、このイラストですら2回掲載されたのみで2月22日から一切掲載されていません。
また、5月10日には「歴史否定と改竄の現場を歩く 第1回 奈良・柳本飛行場、長野・松代大本営地下壕」という連載を始めます。
もちろん、後編となる第2回の記事がいつアップされるかはわかりません。この様子ですと1年以上後ぐらいにでもアップされるのでしょうか。安田浩一さんは一般社団法人Colaboと和解した人物のインタビューという記事広告まがいのものをそれなりの原稿料で引き受けているはずですから、読者から月660円しかもらうことができないウェブマガジンの記事などはバカバカしくて書く気がしないのかもしれませんが、前払いで購読料を徴収しているウェブマガジンがこれほどのサボタージュを繰り返しているということは、消費者センターなどで問題になりかねない事態であると思うのですが、安田浩一さんとタグマ!にはその自覚があるのでしょうか。
安田浩一さんを甘やかすマスコミの愚
藤子不二雄Aさんの「まんが道」という自伝的な漫画が連載されていました。この中でご自身が大量に原稿を落とした経緯がそれなりの脚色とともに描かれています。大量に原稿を落とした主人公がまさに血の滲むような努力を経て信頼を回復させていくのですが、これがマスコミであればどうなのかと思ったことがあります。ジャニー喜多川さんの同性少年に対する性加害では、むしろ被害者であるジャニーズ事務所のタレントの起用を批判しているにもかかわらず、このような杜撰なウェブマガジン運営を行っている安田浩一さんをパージしようとする動きはまったく見られません。
慰安婦問題でデマ記事を流した植村隆さんは週刊金曜日の代表取締役に三顧の礼で迎えられましたし、福岡の教師によるいじめでっち上げ事件でデマを流した西岡研介さんを咎めたのは福田ますみさんだけで、烏賀陽弘道さんに至っては西岡研介さんとともに報道被害者である教師を誹謗中傷する書籍の共著者となっています。このようなぬるま湯のマスコミであるからこそ、安田浩一さんはこのようなサボタージュをなして平気な顔をしているのだと私は思います。