菅野完さんに突き刺さる巨大なブーメラン 1 ~募金横領事件における菅野完さんとの比較を中心に~
菅野完さんが小林よしのりさんと大月隆寛さんを批判
菅野完さんが新しい歴史教科書をつくる会に関して、小林よしのりさんと大月隆寛さんを批判しているようです。
要約すれば、新しい歴史教科書をつくる会に生長の家が絡んでいたから、つくる会に参加していた小林よしのりさんや大月隆寛さんはその責任を自覚して総括する著書を執筆すべきだというご主張のようです。ただ、このような批判を菅野完さんがおっしゃるのは非常に疑問に感じます。
募金横領事件で総括する機会を自ら手放した菅野完さん
菅野完さんは、木野寿紀さんが進めていた差別反対メッセージのための募金を横領しましたが、刑事告訴を免れるために神原元弁護士を代理人とした木野寿紀さんに対し誓約書を差し入れました。
この誓約書において、菅野完さんはご自身の横領事件について、自ら世間に説明して総括する機会を放棄しているわけです。このようなご自身がなさったことに対してちゃんと向き合わない姿勢は、すでに山口貴士弁護士の尽力によって解決した米国での暴行事件において、公判中に日本に帰国して公判が長期間止まったままとなっていた事実を思い起こさせます。
このような事実から考えて、俗な表現をすれば「ご自分のケツを拭くこともできない」としか解釈できない菅野完さんが他人に対してはずいぶんと高飛車で高圧的な言論を投げかけるものだとあきれ返ります。