週刊文春というこの国の害悪9 ~木原誠二衆議院議員の妻という一般人への冤罪報道を続ける史上最低のメディア~
弱者を狙い撃ちする「噂の眞相」の報道姿勢を受け継ぐ週刊文春
週刊文春の問題を取り扱っていくにつれ、この国の健全な報道のために週刊文春の廃刊だけでなく、株式会社文藝春秋の倒産さえ必要であると考えるようになりました。そう感じるようになったのは彼らが「木原事件」とよぶ報道加害案件の構図があまりにも酷いからです。
週刊文春のいわゆる「木原事件」の報道によると、佐藤誠元警部補は、安田種雄さんの死亡に関して木原誠二衆議院議員の妻の関与がなかったことを確信しており、佐藤誠警部補自身が取り調べの中で木原誠二衆議院議員の妻が関与していなことを念押しし、木原誠二衆議院議員の妻がそれを認める描写がなされています。つまり、週刊文春は取材によって木原誠二衆議院議員の妻はシロであると確信したのです。ここから週刊文春は「安田種雄さんの死亡に関して「木原事件」などと表現することは許されないことになりますが、週刊文春は依然として「木原事件」と表現し続けます。ここには、週刊文春がジャーナリズムの一端を担っているという自覚は無く、無実の者を晒しものにしていたぶる報道の体を装ったリンチを喜んでなしている人格破綻者の姿しかありません。週刊文春は、木原誠二衆議院議員の妻がノイローゼになって最も悲劇的な選択肢を選ぶことを心待ちにしているとしか私には感じられません。そのような報道の体を装ったリンチをなす雑誌がかつて存在しました。噂の眞相です。
噂の眞相は、本人が明らかにしていない在日コリアンであるという芸能人の出自を一行記事で晒し、漫画家の小林よしのりさんを攻撃する記事では反論する手段を持っていない秘書を狙って過去を出鱈目に脚色した記事を掲載させるなど、弱いものいじめを主にやっているとしか思えない記事を掲載する雑誌でした。そして、それらの弱いものいじめを「反権力」というパッケージにくるんで雑誌を作り上げてきました。週刊文春は、西岡研介さんをはじめとして噂の眞相の記者を好んで受け入れていたと聞きますが、週刊文春はそのような記事を書き散らす雑誌を目指していたということなのでしょう。それは結果として、福岡の教師によるいじめでっち上げ事件では、西岡研介さんが無実の教師の実名、顔写真、自宅の写真晒しながら「殺人教師」と誹謗中傷する最悪の報道加害事件を発生させることとなります。そして、西岡研介さんはその報道加害を反省もせずに烏賀陽弘道さんとの共著である「俺たち訴えられました」では教師が虐待をなしていたと事実ではない誹謗中傷に終始し、西岡研介さんの報道加害を暴いた福田ますみさんに対しては「オバハン」と女性蔑視の発言をなしているのです。このような報道加害を繰り返す週刊文春は、まさに噂の眞相のコピーと言ってよいでしょう。