ドナルド・トランプ次期米国大統領の寝言
ドナルド次期米国大統領が米国籍の出生地主義の廃止を誓いました。
米国はもともとネイティブアメリカンの土地を英国からの移民が奪う形で建国された国で、米国籍の出生地主義は移民の国であるという建国の歴史から生まれたものであると言えます。仮に、米国が出生地主義を徹底していたとすればドイツ系米国人であるドナルド・トランプ次期米国大統領は米国籍を取得していなかったかもしれません。そうであるからこそ、米国は移民に広く門戸を開けているのであって、国籍の出生地主義は米国の成り立ちそのものに関わる問題であると言えます。ドナルド・トランプ次期米国大統領はご自身の祖国の歴史を尊重する気がないのでしょうか。