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キャリア入社したデザインリサーチャーの想い | KOELの人々 #1

こんにちは、KOELの桑原です。
今回から、KOELでどんな職種の人が、どのように働くかをお伝えする「KOELの人々」の連載をはじめます。これまでお伝えしてきた、私たちKOELの組織や文化についても、多様な視点から改めて語っていきます。

これから3回は、中途採用でKOELに参加された方にフォーカスをあて、他社から見たNTT ComやKOELについても伺います。

それでは第1回、デザインリサーチャーとして今年の8月にJOINした山本さんのお話のはじまりです。

自己紹介

こんにちは、KOELの山本です。
2020年8月に KOEL に加入しました。
以前は、大手事務機器メーカーにて15年務め、その後、2年ほどベンチャーにいました。
最近は、娘2人と一緒にあつ森での島ライフを満喫しています。

これまでのお仕事

私は、KOEL には『デザインリサーチャー』という職種として加わりました。デザインリサーチャーとは、文字通りデザインリサーチをする人のことで、インタビューや行動観察といった機会探索型のリサーチや評価を行い、それを通じた潜在ニーズ・顕在ニーズの発掘とインサイトの発見を行い、事業創出や既存事業の成長に必要な、新たな視点を社内に効果的に伝え、組織を動かすことがメインミッションとなります。

以前は大手事務機器メーカーにいましたが、メインの事務機器に関わったことはほとんどありません。
新規事業開発をメインミッションとする部門で、製造業・小売業・教育などの他分野での潜在的なペインやニーズを見つけ、コンセプトを描き、事業・商品提案する、といったことを行っていました。
主に関わったプロジェクトは、製造業向け生産工程可視化システムや顧客行動分析ソリューションといった、カメラデバイスや画像処理を活かしたソリューション・サービスの開発です。

なぜ KOEL へ?

製造業でデザインリサーチをしていた私が、なぜ通信事業者のデザイン部門である KOEL へ入ったのか。
その理由はいくつかあるのですが、強いて一番の決め手をあげるとしたら、『すぐにフィットする気がしたから』でしょうか。
いくつかの企業の求人情報を見ていましたが、デザインリサーチャーの求人は多くありませんでした。というよりも、ほぼ無かった、という方が正しいでしょうか。
そんな中、 KOEL が求人を出していることを知り、「なぜ通信インフラ会社のデザイン部門が?」と不思議に思いつつも応募しました。
実際に面接などで KOELメンバーと話をしていくと、デザインリサーチの重要性を認識しているように感じられたし、私の考えているデザインリサーチの面白さや難しさにも共感してもらえました。そこで「あ、このチームだったら一緒にやっていけそうだ」と直感的に感じ、KOEL でデザインリサーチをやりたいと強く思い、KOEL に入ることとなりました。

KOEL でのお仕事(デザインリサーチャーとして)

現在、私が主に関わっているプロジェクトは、ICTを活用して社会課題を解決する「Smart World」 に関連するものになります。

この中で新たな事業創出につなげるべく、インタビューや観察などのフィールドリサーチやインサイトの発見に取り組んでいます。
プロジェクトの進行具合にもよりますが、デザインリサーチのみを行うわけではなく、プロトタイピングやコンセプトメイクといった他の領域に関わっていくこともあります。

また、NTTコミュニケーションズの中には「新しい事業の種」が数多くあります。
その種の中からデザインリサーチに取り組むべき案件をピックアップしてドライブしていく、それも KOEL のデザインリサーチャーの仕事になります。

私のある1日

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最近、SmartWorldのプロジェクトでリサーチをした日のスケジュールです。
リモートワークが基本的な働き方となっており、このように現地でのリサーチとも柔軟に組み合わせが可能です。

入って 1.5ヶ月、こんなことに驚きました 

8月に入社してからの1.5ヶ月間で、大きく驚いたことが2つあります。
1つ目は、入社以前に抱いていた会社のイメージとのギャップです。
社名に ”NTT” とついているので、正直ある程度の”お堅さ”を覚悟していました。
でも、実際に KOEL に入り、メンバーと一緒に仕事をしていくと、いい意味で裏切られました。
KOEL では、ガチガチに組織的に仕事をするのではなく、各メンバーが自主性と自律性を持って連携しながらプロジェクトを遂行しています。
このチームとしての柔軟さは、KOEL は社内でも特殊という部分もあるようですが、当初勝手にイメージしていた”NTTグループっぽさ”と大きく違い驚きました。

2つ目は、会社特有の略語・用語の多さです。
どの業界・企業でも特有の言葉は多いと思いますが、様々な資料に当然のように載っているNTTグループ特有の略語には苦労させられています。メンバーが用意してくれた用語集はあるものの、これに関してはすぐに乗り越えられるとも思っていないですし、慣れるしかないと思っています。

これからのこと

私は、デザインリサーチャーの面白さを『対象の抱える課題と秘められた可能性を見つけること』に感じています。
KOEL では、情報インフラを中心とした大きな社会課題に取り組むことができます。
もちろん「よりインパクトの大きいプロジェクトに携わりたい」という気持ちもありますが、対象となるプロジェクトの規模に関わらず、誠実な眼差しで対象を捉え、新たな可能性を発見する姿勢を大切にしていきたいと思っています。
今後も、KOEL の関わるプロジェクトで、少しでも多く、デザインリサーチの側面で貢献していきたいと考えています。

KOEL マガジン

 

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