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解説・エンテイピジョットによるビートダウン
はじめに
この構築は1人で1から組んだ構築ではなく
フォロワーさんであるSHOOTさん(@SHOOT_pokeka)が対戦した際に使用していた構築からヒントを得て制作した構築になります
あの時対戦していただいたからこそ、このような記事を書くまでに至りましたのでこの場を借りて改めてお礼申し上げます
エンテイピジョット構築ってどんな構築?
今回ノートを書かせていただいたエンテイピジョットデッキは
単純明快な高速ビートダウンデッキになります
速攻系のデッキが好きな人にお勧めしたい構築で回しやすく
最速後攻1ターン目で種切れ勝利が狙えたり
Vやex構築には3ターン
非ルール構築には6ターンと
各構築の最速勝利を狙える構築になっています
・デッキレシピ
![](https://assets.st-note.com/img/1680138321867-uInAzDfNZr.png?width=1200)
現状使っているリストになります
種ポケモン5種12枚というシンプルな作りになっており
マリガン率が低く
理想はエンテイやゲッコウガスタートが理想ですがその他の構築でも十分に回ります
速攻を押し付ける構築なので空ピカやパルキアには弱いですが
環境に少なく
また相手が対処法を知らないor間違う事も多く初見殺し要素も強いです
・大まかな回し方
エンテイやゲッコウガで縦引きを強く使っていきます
入れ替えカートやジェットエネルギーでエンテイを出し入れする事で俊足を使いまわす様子はキュワワーの花選びに近いものがあり
そのキュワワーがHP230で最大290打点を持ってると言えば
強さのイメージがしやすいと思います
またバーニングロンドの打点はファイヤーのおかげで通常より最大40まで上がることは覚えておきましょう
マグマの滝壺とジェットエネルギーでエネルギーを満たしとバトル場に登場を同時に行え直ぐに攻撃出来て俊足も使え
攻撃を受けきったら入れ替えカートで回復しつつ戻れますので非常に継戦能力が高くなっています
また最大290打点の出るエンテイですが基本的にはベンチ4枚で立ち回ります。これはベンチの空きを常に作ることでピジョットの封印石をやりやすくすることやセイボリー、崩れたスタジアムのケアにもつながります
ベンチフル展開するのはそうしなければ相手を倒せない時のみに限り基本的な理想盤面はバトル場エンテイ、ベンチファイヤー2、エンテイ1、ゲッコウガ1になります
各カードの採用理由と強さについて
・エンテイ 4枚
この構築のメインアタッカー
俊足の使いまわし、バーニングロンドによる高打点を出せ
しかも230と言う耐久と環境に少ない水弱点
現環境において弱いところがありません
バーニングロンドの最高打点はVに対して290まで出せるので
空の封印石でサイドを多くとることも目指しやすいです
・ファイヤー 4枚
エンテイの補助ポケモン
場に出すだけでバーニングロンドの打点が20でなく30上がる
また110打点の技を持つため
余裕がある時は滝壺で加速しておくと思わぬアタッカーとして機能することもあり侮れません
・ピジョット 2枚
縁の下の力持ち
このカード無しにこの構築はあり得ないというほど相性のいいポケモン
後述予定だがロストの勝率を何倍にも上げてくれます
また前述したベンチ4の戦い方をすることで封印石を使いたくないけど博士の研究を使いたいというような盤面でピジョットにつけて一緒に山に戻すというプレイングが可能でこの構築を使う上では必須となります
その他の役目は
バーニングロンドの打点調整
封印石の発動要因
HP210の盾
LO回避
が主になります
・マナフィ 1枚
ロストの中で唯一苦手なロストカイオーガ構築に有利に立ち回れるために必須なカード
カイオーガを考えなければ正直このカードは不要よりに考えている
・かがやくゲッコウガ 1枚
安定のかがやく枠
特に後攻1ターン目のバーニングロンドを安定させるためには必須の1枚
正し火力に振り切りたいならリザードン
エンテイの耐久を高めたいならアマージョと言う選択肢もアリではあるが
安定性が引き換えになる
・ネスト、VIPパス、ヘビーボール 4枚、4枚、1枚
貴重な展開札
特に後攻で猛威を振るい高い確でベンチのフル展開まで持ってこれる
先行で素引きがなくとも俊足+隠し札+トレッキングシューズで4から5枚は見れたりするのでパスに触れやすいのもポイント高い
状況によっては封印石使ってでもパスに触れることもあり
・トレッキングシューズ 4枚
山を掘りやすくするデッキの潤滑油
炎エネルギーを捨てたり、不要なパスを捨てられたりするので使い勝手が良く先行での動きがかなり楽になる
後攻でも強いが先行でも強く立ち回るのに必須なカード
・入れ替えカート 4枚
回復もして入れ替えも出来る最強すぎるカード
この構築において必須
エンテイの耐久を上げてくれるのは勿論
ヤミラミで打点調整されたゲッコウガにジェットエネルギーでベンチに呼び
入れ替えカートで下げることで回復ができたりする
エンテイの俊足も使い回せるので俊足を優先するか回復を優先するかは相手によって見極めが必要
特に対ロストでは無駄打ちはできない
・ピクニックバスケット 2枚
エンテイたちの耐久を跳ね上げてくれる要員
エンテイが基本的に相手をワンパン出来るので相手を回復させるデメリットが気にならずおいしい水セットより使い勝手がいい
マグマの滝壺によるダメージをリセットができることや
ヤミラミのバラマキに対して非常に強い
バスケットと入れ替えカート2種のおかげでベルトウッウによるビート構築に対しても強く立ち回れる
またヒスイゾロア―クに対して申し訳なくなるくらい刺さる
・こだわりベルト 2枚
火力アップは正義
エンテイがベルトなしの最大火力が260なので1進化exまでは見れると判断し
Vに強くでれるベルトを優先して採用
290まで出るのでVSTARをワンパンしつつ空の封印石を決めるのは勿論
相手のベンチが0でもファイヤー込みフル展開でエンテイが190まで出せるようになり、ネオラント、空飛ぶピカチュウをワンパン出来るのは魅力的
・森の封印石 1枚
万能サーチ
序盤の展開に使うのも良し、終盤のボスを持ってくるのも良し
バスケットやカートで回復等も容易に可能にしてくれる
・空の封印石 1枚
VSTARやVMAXへの最終兵器
エンテイが高火力なので使いやすく
現状環境にいるあらゆるV進化構築に刺さる強すぎるカード
・博士の研究 4枚
プレイ中に使うのは2回程度で残りは俊足と隠し札で回せてしまう
だが必要札を巻き込まないなら積極的に使い山を圧縮することでツツジケアにもなったりする
山がどんどんなくなるのでピジョットケアは必要
・セレナ ボスの指令 2枚、2枚
セレナも基本的には裏を呼び出す手段として使用
特にアローラロコンや空飛ぶピカチュウなど進化されたら終わるポケモンが複数あるためVの間に処理するためにもこの枚数が必須だった
そういった苦手なポケモンのVが軒並みHPが低いことが救い
・ペパー 1枚
超万能サーチ
この構築においてグッズを選んで持ってこれるだけでも強いのにポケモンの道具まで持ってこれ1枚だけの採用なのに封印石の安定性がめちゃくちゃ高くゲーム開始から終盤まで一切腐らない
・キバナ 1枚
スタジアムに直接アクセスできる手段が欲しく
エネ加速もあるため攻撃持続力が上がった1枚
使用機会は少ないが使えば逆転もしやすい
・マグマの滝壺 3枚
元々は4枚だったが現環境においてスタジアムを破壊されることを踏まえても4枚目は不要になりやすいと判断し3枚採用で1枚はキバナになる
この構築の根幹だがエンテイがしぶといので中盤以降は手張りで間に合い最終的にはエネ加速ではなく相手のスタジアムを割るために使用する事が多くなる
滝壺&ジェットエネルギーの相性の良さは最強
・ジェットエネルギー 4枚
最強すぎる新特殊エネルギー
マグマの滝壺とあわせてベンチにいたエンテイが即攻撃可能になる
また入れ替えカートで回復したいポケモンをジェットエネルギーで出し
カートで再度戻して回復なんてことも可能
・基本炎エネルギー 8枚
事故らず回しやすいエネルギーの総数を12枚だと思っているので8枚採用
隠し札もあるので積極的に使い倒していく
採用検討カード
ボタン
入れるとしても1枚だが入る枠が難しい
バスケットを1枚抜くかキバナ、マナフィ辺りを抜いて入る
このカードは1度使うだけでも相手のサイドプランを崩しベルトやジェットエネルギーを使いまわせるのが強み
ツツジ
強いことには違いないが序盤邪魔なのでこの構築のコンセプトに合わない
この構築においてツツジを使わなければならない場面=負け
やまびこホーン
実は今採用しているカード
打点が上がりやすく相手の計算を狂わせたねVやEXも倒せるため非常に心強い
現環境における大雑把な有利不利(主観)
・ロスト構築全般 有利
・ミライドン 有利
・ミュウ(DTのみ) 対等
・ミュウ(Fエネ) 不利
・サーナイト 対等
・レジギガス 超不利
・いちげきルギア 微有利
・白ルギア 不利
・〇〇アルセ(VSTAR) 不利
・〇〇アルセ(VMAX) 有利
ピクニックバスケット採用について
ここについても良く聞かれるので
エンテイが無傷の場合
ベルトウッウの打点が140あるので
おいしい水セットのみだとベルト無しウッウに沈んでしまう
ピクニックバスケット×2やピクニックバスケット&入れ替えカートで合計60回復できるとベルトウッウの攻撃を2回耐えれる
エンテイが滝壺で20乗っている場合
ウッウの攻撃で合計130ダメージ
おいしい水だけだとヤミラミで落ちてしまうがバスケットだと耐えきれる
↑ここが一番の差別点で強いポイント
ゲッコウガに40乗せられた後においしい水だけだと月光手裏剣は回避できるがウッウの攻撃には耐えられない
と言う理由から採用していました
対ロストで有利な理由
特によく聞かれたのでお答えします
・対ロスバレ
基本的に低HPの集団なのでこちらは無暗な展開せず
特に必要なければ絶対にファイヤーは出しません
エンテイとピジョット、ゲッコウガのみで戦います
エンテイの230をワンパンする方法がリザードンしかない筈なので輝く枠が何かを見極め立ち回ります
序盤はピジョットが優秀でベンチに置いておくことで穴抜けがあればピジョットを選択するとお惚けスピットを受けきり次ターンジェットエネルギーでエンテイを出してピジョットを山に戻すというプレイングで攻撃を1回無駄にできます。ミラージュゲートが見えてきたらザマゼンタ、ライコウでワンパンされるので山に戻り絶対に出さないようにしましょう
やまびこホーンも負け筋になるので博士巻き込むことは絶対にしないように常に空きベンチを意識し博士を使う前にベンチに出して山に戻しましょう
入れ替えカートとピクニックバスケットを使い回復し続けることでゲーム終盤までサイドを取らせないで戦う事が可能なはずです
また非ルール相手全般に言えることですが6ターンもあればこちらの山も無くなる確率が高いのでピジョットがLO防止につながります
最後にマナフィはヤミラミが居なくなるまで出しません
回収手段がないことと折角バラマキに強いのにマナフィでサイドを簡単に明け渡すことになってしまうからです
以上のことに気を付ければロストに負けることの方が難しい位には勝てます
・対ロスギラ
基本的な立ち回りは一緒
ジェットエネルギーの登場でVガード採用のギラティナが少なく立ち回りがしやすい印象
ギラティナVが出たら即エンテイで処理する事を忘れなければロスバレよりも有利に立ち回れる
穴抜けでピジョットを出すとアビスシークしてくれる確率が高く
のんきにアビスシークしてくれたらファイヤー並べてでもワンパンする
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございます
この構築について質問等あればお気軽にDM等で質問していただければ可能な限りお答えます
割とIQ3くらいで回してても楽しい構築なので気軽に握ってみてください
もしCLで使ってくださったりしたら嬉しさのあまり昇天します
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