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【育児コラム】子どもの言語吸収力に驚いた話

我が家ではトリリンガル子育てをしています。
我が家では、「人単位」で子どもたちに話しかける言語を決めています。

私        ⇒英語
家政婦さん    ⇒第三言語
夫(週末のみ自宅)⇒日本語

これは子どもが出来たときに、"one person-one language" (OPOL)というコンセプトを知ったのがきっかけでした。

The one-person one-language approach, in which each parent speaks his or her native language and passes on his or her culture, is an effective and engaging method for fostering bilingualism in children.

Language Strategies for Bilingual Families: The one-parent-one-language Approach
Barron-Hauwaert, S. (2004)

今のところ我が家ではこのやり方があっているなと思って取り入れていたのですが、先日とても驚いたことがありました。

私の両親が我が家に遊びに来た際のことです。

両親は子どもたちに日本語を話していたのですが、
そんなことも言えたの?
どこで習ったの?
というような言葉が長男の口から出てくるではありませんか。

  • 公園で走り回った後に「水 飲む」

  • 土で汚れた手を見せて「汚い」

  • 一緒に来て欲しい時には「こっち来て」

夫が日本語で話そうとはしているものの夫が家に居るのは週末のみで時間が限定的、かつ週末は家族で過ごすことが多いので子どもたちとの会話は英語がメインになりがちで日本語に触れる機会は限定的。

かつ、我が家では現時点ではスクリーンタイムを取り入れておらず、耳に入ってくるのは英語の曲か私が聴く英語のPodcastがメイン。

それなのに、どうやって日本語を覚えたのかと考えたところ、いくつかの理由が思い浮かびました。

我が家では1歳頃から「タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき」を導入。

1歳半頃に「タッチペンでいっぱいあそべる!まいにちのことばずかん1500 英語つき」を導入。

そして2歳頃から「音で学べる!英語ことば図鑑5000 タッチペンつき」を導入。

これらが大きく影響しているかもしれません。

インターに関しては、長男がインターに通い始めて9カ月経つのですが、日本人の生徒さんが大半なので他の子どもたちが話している(日本語禁止のポリシーはあるものの)のを聞いて自然と学んだのかもしれません。

両親が帰った翌日に意識的に長男を観察していると、スーパーでお会計時に息子が手に持っている商品を店員さんに手渡して、会計済みのシールを貼ってもらったときには「ありがとう!」と言っている。

自然に自分が置かれている環境をベースに相手が話している言語を理解して、それに合わせて使う言葉を操る。

2歳の子どもの吸収力はすごいなと改めて思いました。

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