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発達障害を知る第一歩 ドラマ「ライオンの隠れ家」から考える
この記事は1,365文字あります。個人差はありますが、2分〜3分でお読みいただけます。
このnoteはVoicy(音声配信)で配信した内容のテキスト版(要約版)です。詳しくはVoicyで聴いて頂ければと思います。
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はじめに
2024年12月まで放送されたドラマ「ライオンの隠れ家」をご存じでしょうか。このドラマでは、自閉症スペクトラムと知的能力症をあわせもつ弟「みっくん」とそのご家族のあり方が描かれています。
このドラマは、僕の子どもたちも大好きで、親子で多くの会話のきっかけを作ってくれたドラマでもあります。
自閉症スペクトラムを描く俳優さん
「みっくん」を演じた俳優さんの演技は、自閉症スペクトラムの方々に対してリスペクトのあるものだと感じました。仕草や話し方、体の使い方など、細部までよく観察、勉強されたのだと思います。
もちろん、すべての自閉症スペクトラムの方が「みっくん」と同じではありません。しかし、知的障害を併せ持つ「みっくん」の姿は、多くの視聴者が発達障害の特徴を知るきっかけになったのではないでしょうか。
ドラマに描かれる家族のリアルな姿
ドラマの中で描かれる「みっくん」のお兄ちゃんの存在は印象的でした。優しさと穏やかさを持ちながらも、時には「みっくん」の行動にイライラしてしまう場面もありました。この姿は、多くの家族が抱えるリアルな感情を反映していると思います。
また、「みっくん」に初めて接する小さな子どもが戸惑ったり、周囲が予期せぬ行動に混乱する場面もありました。これらのシーンは、「どんなに理解をしようしていても、難しいこともある」という描写にも感じられ、綺麗事だけではない日常を描いてくださっているようにも思えました。
また、「ライオンの隠れ家」の魅力は、上述したようなリアルを描きながらも、多様な家族の在り方を描いている点だと思いました。この作品を通じて、「発達障害について」を考えるきっかけを多くの視聴者に与えたと思います。
たとえば、「こうした行動にはどんな背景があるのだろう」と問いかける余地を作ってくれる作品でもあるように感じました。
まとめ
ドラマ「ライオンの隠れ家」は、広く社会に発達障害について考えるきっかけを提供してくれましたのではないでしょうか。多くの人が発達障害を知り、より理解のある社会が築かれることを願っています。
詳しくはVoicyを聴いてもらえると嬉しいです!
佐々木康栄
災害時に役立つさまざまな情報
これまでnoteにまとめていましたが、TEACCHプログラム研究会東北支部のホームページに集約しました。宜しければご活用ください。
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