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ASD特性があると人の気持ちを汲み取るのは苦手なのかー察してくれない時はどうする?
この記事は1,414文字あります。個人差はありますが、2分〜3分でお読みいただけます。
このnoteはVoicy(音声配信)で配信した内容のテキスト版(要約版)です。詳しくはVoicyで聴いて頂ければと思います。
ちなみに、Voicyは下記チャンネルで毎日更新しています!
今日のテーマは「ASD特性があると人の気持ちを汲み取るのは苦手なのかー察してくれない時はどうする?」です。どうぞお付き合いください。
考えるけれども、考え方が違う
ASD特性があると
「察するのが苦手」
「相手の気持ちを汲み取ったり、空気を読みとったりすることが苦手」
こんな風に言われることがあります。
その背景には、「できない」「しない」のではなくて、「脳の働き方に違いがある」ということが明らかになっています。
これは、ASDの方々も相手の心情を考えたり、空気を読もうとしたりはしてくれていますが、脳の働き方に違いがあるため、いわゆる多数派(=ASDではない脳タイプ) の方々から期待されるものとは違うものになる可能性があるということです。
随分昔の調査ですけれども、1999年にバロン・コーエン先生(ASDの領域では非常に有名な研究者の方)たちのグループが、自閉症スペクトラムの方々と多数派の方々では、相手の目から気持ちを推測する際に、脳の中で働いている部分が違うということ脳画像をもとに報告をしています。
https://psycnet.apa.org/record/2011-21235-006
目は口ほどに物を言う
こんな言葉がありますが、ASDの方とそうでない方とでは、相手の目から感情などを汲み取る際の汲み取り方に違いがあると言えるのかもしれません。
ショートストーリー
Voicyという音声配信は毎日更新していますが、それを聞いてくださっている
藪田建治というリスナーの方と一緒に情報発信をしていたりします。
藪田さんは小説を書かれている方で、僕とは専門分野が違います。
ただ、より多くの方々に情報を届けたいという共通の目的があり、僕が話をしている内容を小説で表現してくださっています。
なので、僕が普段話をしているかたい話よりも、情報としてはキャッチしやすいかもしれません。以前、藪田さんの方で「察してくれない時はどうする?」というショートストーリーを書いてくださっているので、ぜひこちらもお読みください(Voicyでは僕が朗読させていただきました!)
まとめ
ASDの方々とそうでない方々との「違い」をテーマに書かせていただきました。
今回の中身に限らずに「できない」「苦手」「しない」と言われていることがらの多くは、「どんな風に情報をキャッチしているかに違いがある」という背景があるんだと思います。
より詳しくはVoicyを聴いてもらえればと思います。
では。
佐々木康栄
災害時に役立つさまざまな情報
これまでnoteにまとめていましたが、TEACCHプログラム研究会東北支部のホームページに集約しました。宜しければご活用ください。
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