ファッションに見どころがある1960年の日本映画
こんばんは。
今回は、ファッションに見どころがある1960年の日本映画を紹介します。
全体的におしゃれというより、部分的に衣装に見どころがある作品。
日活だけでなく、大映の映画も入ってます。
それでは、さっそく見ていきましょう。それではスタート!
「女は抵抗する」(1960)
若尾文子主演の音楽映画。ロカビリーブームが起きるまでが描かれています。
平尾昌晃やザ・ピーナッツなど当時の歌手たちが多数出演。坂本九も一瞬出てきます。
衣装的な観点では、当時の若い女性やミュージシャンの服装がわかります。
赤がアクセントになってるなと思いました。
音楽がからむと、ファッション的な見どころが出てきますね。
この当時、タイトルから内容が分かりにくい作品が多いので「女は抵抗する」という題名は気にしないでください。
「東京の暴れん坊」(1960)
小林旭主演の活躍を描いた青春アクション映画。
"銀座の次郎長"の次郎(小林)の洋食レストランに元総理大臣の車がぶつかるところから話が始まります。
次郎の行動力と愛されキャラで事件が解決する爽やかな作品。
ファッション的な観点で観ると、いろいろな帽子が出てくる作品でした。
ポークパイハットのほかにも、カンカン帽、ボーラーハット、シルクハットが出てきます。
「あじさいの歌」(1960)
石原裕次郎と芦川いづみのコンビでおくる爽やかな青春映画。石坂洋次郎原作ということでクセのある内容。
商業デザイナーの河田藤助(裕次郎)が老人を助けたことから、けい子(芦川)と交流が始まるのですが、轟夕起子に魅せられる作品です。
裕次郎の衣装がオシャレなところがポイント。
小林旭とちがって、裕次郎がスタイリッシュな衣装を着ていることは少ないです。
30代からスーツがほとんどなので、若いときの裕次郎でカジュアルめな服装でオススメとなると、この作品しかないです。
初期の代表作「狂った果実」(1956)は、白黒なのが減点かなと…。
さいごに
今回は、1960年のファッションに見どころがある日本映画を紹介しました。
「女は抵抗する」以外は、Amazonプライムで観られます。ではまた。
▪️ 「女は抵抗する」(1960)
▪️「東京の暴れん坊」(1960)
▪️「あじさいの歌」(1960)
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