【比較】50年代裕次郎映画と60年代渡哲也リメイク作品
こんばんは。
今回は、1950年代の裕次郎映画と1960年代の渡哲也リメイク作品とリメイク作品を紹介します。
この時代、石原裕次郎主演の映画をのちに渡哲也主演でリメイクされるということが何度かありました。
裕次郎か渡哲也かで、けっこう作品の雰囲気が変わります。
それではスタート!
「嵐を呼ぶ男」
【作品紹介】
流しのドラマーがスターに駆け上がっていく姿を描いた石原裕次郎の代表作。
森英恵が北原三枝の衣装を担当。裕次郎は基本スーツ姿。
1957年でカラーの石原裕次郎というのが貴重すぎて、オリジナルの魅力が圧倒的です。
「陽の当たる坂道」
一癖ある家庭に家庭教師が来ることで、いままで抱えていた家族の問題に変化がおとずれていきます。
石原裕次郎をモデルに描かれた作品なので、裕次郎のほうがピタっとハマります。
ただ、オリジナルは白黒で3時間超えと観るハードルが高め。
渡哲也版は、違和感はありますが、コンパクトにまとまって観やすいですし、カラーで衣装のレベルも上がっていて、意外に好きです。
「赤い波止場」「紅の流れ星」
東京で問題を起こし、神戸に流れ着いたチンピラの話。
オリジナルとリメイクで作風がまったく違います。
オリジナルはオシャレさはないですが、リメイク版は、ジャンポールベルモンドを感じさせるスタイリッシュな衣装で、共演の浅丘ルリ子も相変わらずオシャレ。
ただ、リメイク版は渡哲也がキザすぎますね。視覚的な満足度はリメイク版が上で、全体的な評価だとオリジナル版が上といったところでしょうか。
さいごに
今回は、1950年代裕次郎映画と1960年代渡哲也リメイク作品を紹介しました。
この頃の若い裕次郎、最高ですよね。1958年版の「陽の当たる坂道」は現在、配信では観られないようです。
ではまた。
▪️「嵐を呼ぶ男」
▪️「陽の当たる坂道」
▪️「赤い波止場」「紅の流れ星」
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