【1960年代初頭】タイトルに“海”が付く日本映画
こんばんは。
今回は、「1960年代初頭のタイトルに“海”が付く日本映画」を紹介します。
3作品ともAmazonプライムで観られますし、ビジュアル的にも内容的にもオススメ。
それではスタート!
「海底の挑戦者」(1960年)
梅宮辰夫主演の海底アクションドラマ。
海上で志摩礼子(二階堂有希子)が行方不明になり、彼女の恋人青木(木川哲也)がヨットの上で殺される事件が発生。礼子の兄・志摩良平(梅宮)は船乗りをやめ、妹のゆくえを探しはじめると…。
1960年代前半、梅宮辰夫主演の作品ってけっこうあるのですが、白黒の作品ばかりで、本作は初期の梅宮がカラーで観られる貴重な作品です(主演作では初のカラー作品)。
デビューしたばかりの三田佳子も観られます。この時期、梅宮と三田の共演が多くありました。
「海の勝負師」(1961年)
宍戸錠主演のアクション作品。
日本一の潜水夫ジョー(宍戸錠)は、二年前に起こったある事件がきっかけで“卑怯者”の洛印を押され、放浪していた。その事件で仲間の潜水夫が亡くなったのだが、実は黒幕がいて…。
ジョーの褪せた赤いシャツや中原早苗の真っ赤なシャツが印象に残ります。オープニングのダンスシーンが蔵原惟繕監督らしい映像。
泥臭いですが、スタイリッシュさもあります。
「太陽、海を染めるとき」(1961年)
ブラジル航路の貨客船“モンロー号”のセカンド・オフィサー(二等航海士)に任命された北川功(小林)の活躍を描くアクション作品。
船員たちが大量に出てくる作品とあって、男くさい雰囲気です。セーラーキャップ、ボーダーのTシャツ、麦わら帽子、カーゴパンツなどを着用していました。
主題歌とタイトルが良くて、美しくまとまった感じがあります。
さいごに
今回は、、「1960年代初頭のタイトルに“海”が付く日本映画」を紹介しました。
初期の梅宮辰夫カラー作品だと、「坊ちゃん野郎 勢ぞろい」(1960年)も気になります。音楽映画っぽい内容なのですが、配信化してほしいですね。
ではまた。
▪️「海底の挑戦者」(1960年)
▪️「海の勝負師」(1961年)
▪️「太陽、海を染めるとき」(1961年)
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