1950年代の映画衣装まとめ
こんばんは。
今回は1950年代の映画の衣装についてまとめます。
それではスタート!
▪️男性
ハンチング
若者もおじさんもハンチングをかぶる姿を見かけます。
ボールドルックスーツ
https://twitter.com/kodu29798400/status/1289843131408498688?s=21
50年代は肩幅の広いゆったりとしたスーツをよく見かけます。
60年代はタイトなスーツが主流に。
太陽族ファッション
太陽族とは、映画「太陽の季節」の登場人物のファッションを真似た若者たち。
慎太郎刈り(スポーツ刈り)にアロハシャツ、サングラスなどを身につけた不良ファッション。
太陽族は、ファッションというより、当時の石原慎太郎の作品に描かれた、モラルの欠如した衝動的なな若者を指す印象です。
ロカビリー族
1958年に日本でロカビリーブームが起きました
(上は公開が1960年ですが、ロカビリーブームの頃を描いた作品)。
リーゼントに丈の長いジャケット、開襟シャツ、マンボパンツ(もも周りはゆったり、足首にかけて細くなるパンツ)などを身につけていました。
チルデンニット
女性が着用する姿も見かけますが、男性のほうが多いです。
どこまでがチルデンニットなのか難しいところですが、とにかくVネックにラインの入ったニットをよく見かけます。
スキッパーポロシャツ
Vネックに襟がついたようなボタンなしのポロシャツです。
タオル地のものをよく見かけます。
50年代の映画で、ちょくちょくタオル地の服を見かけます。
シャツの前結び
▪️女性
ベレー帽 ななめかぶり
見にくいですが、かなり角度をつけてベレー帽をななめかぶりする女性をよく見かけます。
丸首のカーディガン
ベーシックなタイプも見かけますが、丸首のカーディガンをよく見かけます。
開襟シャツ
スカーフ、手袋
ブローチをつけてるのもよく見かけます。
この時代の女性はエレガントなかっこうが多い。
真知子巻き
「君の名は」(1953)で、岸惠子演じる氏家真知子が頭にスカーフを巻いていて、それが流行りました。
**チェック柄、ペイズリー柄 **
チェック柄も見かけますが、ペイズリー柄もよく見かけます。
ニュールック
1947年クリスチャン・ディオールが発表したニュールックがアメリカを経由して日本に入ってきました。
バスト、ウエスト、ヒップを際立たせることで、女性の色っぽさを強調。
フレアスカート
50年代は上品でお嬢様風スタイルが主流だったとか。
スカートにふくらみをつけるためにペチコート(スカート型下着)も必要だったため、それも流行した。
ひざ下丈のタイトスカート
50年代の作品に出てくる女性は、フレアなスカートか体にピタッとフィットした丈の長いタイトスカートの2種類がとても多いです。
**ニットの種類が豊富 **
50年代の時点で、襟や首元の形、デザインのあるもの、様々なニットが楽しめます。
【参考文献】
✔︎レトロでかわいい! 50年代ファッションとは【イラストで解説】|「マイナビウーマン」
https://woman.mynavi.jp/article/190605-3/
✔︎ 1950年代のファッション | RENOTE [リノート]
https://renote.jp/articles/3243
✔︎ 1950年代 流行ファッション | 年代流行
https://nendai-ryuukou.com/1950/fashion.html
✔︎「ヴォーグ・ファッション100年史」(リンダ・ワトソン著/2009年/スペースシャワーネットワーク)'
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