レトロかわいい!実写版「サザエさん」の衣装チェック
こんばんは。
今回は1956~1961年まで10作品が
制作された実写版「サザエさん」の衣装
について。
それではスタート!
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実写版サザエさん10作品がアマゾンプライムで観られる!
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1956~1961年にかけて、実写版のサザエさん映画が10作品つくられました。
さいしょの2作品「サザエさん」(1956)、
「続・サザエさん」(1957)は白黒で、
3作目の「サザエさんの青春」(1957)以降は
すべてカラー作品。
歌手としても活躍した江利チエミが
演じるとあって、歌唱シーンも多いです。
未ソフト化で観られる機会がなかなか
なかったのですが、
ことし、原作者の長谷川町子の生誕100周年ということもあって、アマゾンプライムで観られるようになったのでしょう。
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さまざまなファッションを見せてくれるサザエさん
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実写版ではベストとスカートのセットアップに
ギザギザ襟のトップスがトレードマークなのですが、
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マンガの第1話(1946年)からこのような
服装をしているので、このようなファッション
が40年代にあったことを示しています。
出典:https://www.fashion-press.net/news/30607
マンガを見るとわかるのですが、そもそもサザエさんはおしゃれに気をつかっていていろいろ
な服装をします。
出典:https://twitter.com/sze441005/status/1299709394779660289?s=21
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50~60年代の東宝映画は衣装が華やかな
ことが多いですが、
実写版「サザエさん」でもレトロかわいい衣装
を楽しむことができます。
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ニュールック、フレアスカート
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50年代はニュールックと呼ばれるウエストを絞ってスカートが広がる8の字型のシルエットが
よく見られます。
このころは上品なお嬢様スタイルが主流の時代
なのでエレガントですね。
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ポルカドット柄
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50年代に流行したポルカドット柄も登場。
手袋もしていますが、このころ、
✔︎手袋
✔︎頭にスカーフを巻く
✔︎胸元にブローチがついている
✔︎カッチリとした帽子をかぶる
など、女性は小物で上品さをプラスする
ことも多いです。
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いろいろな形の襟
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このころ、プリントものの服があまりないせいか、いろいろな形の襟で差別化していた印象が
あります。
サザエさんもいろいろな襟の服を着て登場
します。
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子どもの服装がよくわかる
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サザエさん映画はとにかく子どもがたくさん
出てくるので、子どもの服装がわかります。
とくに「福の神 サザエさん一家」(1961)は
子どもがたくさん出てくるシーンが2回も
あり、かなりの服装のサンプルが見られます。
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さいごに
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実写版サザエさん映画はレトロかわいい衣装で
彩られてるのできりがないのですが、絞りこみました。
さいごに、ヴィジュアル推しの3作品を貼って
終わります。
▪️サザエさんが婦人服店でバイト
「サザエさんの青春」(1957)
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▪️ 東宝の撮影所を見学、ミュージカルシーン
「サザエさんの結婚」(1959)
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▪️子どもが大量に出てくる
「福の神 サザエさん一家」(1961)
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ではまた次の更新で。
【参考文献】
▪️朝ドラでも注目。「1950年代ファッション」の特徴 (2019年06月05日) |BIGLOBE Beauty
https://beauty.biglobe.ne.jp/news/fashion/myw_190605_0864051994/
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