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今回も怪獣と関係ないヴィジュアル部分をチェック
こんばんは。
今回も怪獣映画のヴィジュアルチェックを
していきます。
それではスタート!
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1969)
▪️配給:東宝
▪️形式/時間:カラー/70分
▪️監督:本多猪四郎
▪️キャスト:矢崎知紀、堺左千夫、鈴木和夫
60年代のカラーのゴジラ映画はすべて観ましたが、今作は変化球な作品でした。
少年の夢の中に怪獣たちが出てきて、現実世界では少年が事件に巻き込まれていくという
変わった怪獣映画。
ランドセルの形が現代と同じ
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1969)より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
子供たちのランドセルが現代と同じ形。
・https://t.co/aHkBwj4Odh pic.twitter.com/cE2XMuB5w6
怪獣映画は子供がメインで出演するケースが
多いのも特徴の一つ。
見てのとおり、ランドセルが今と変わらない
ですよね。
✔︎明治時代の学習院で軍隊用の背嚢(はいのう)が採用された。この背嚢がオランダ語で"ランセル"と呼ばれていたことから、"ランドセル"という言葉が誕生
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
✔︎明治20年に箱型ランドセルに。明治23年に黒革に
✔︎明治30年には、寸法などが統一され、"学習院型"が完成。
・https://t.co/V8wHERG5MF
ランドセルの歴史を調べると、明治時代には
今の形が完成されていたとか。
野球帽のツバ裏が緑
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1969)より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
野球帽のツバ裏が緑
・https://t.co/rSMWIjSzxm pic.twitter.com/NpeTHw29tX
(見にくいですが)野球帽のツバ裏が緑です。
✔︎まぶしさを軽減して視界をよくするために緑を採用した
✔︎いつ頃から緑だったかは調べたけどわからず
✔︎90年代以降はツバ裏はグレーが主流に(Wiki情報)
いつからかはわかりませんが、1930年代の野球帽でツバ裏が緑のものが見つかりました。
1930年代くらいのベースボールキャップ
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
・https://t.co/FzdKEwZFAa pic.twitter.com/MxOM6PQCvJ
1930年代をイメージしたキャップでもツバ裏が緑だったりするので、おそらくそのあたりで
すでに緑だったんでしょうね。
もっと前から緑だったように思えますが。
今でもツバ裏が緑のベースボールキャップは
定番ですよね。
【ルクア大阪店】NEWERAの9FIFTYからクーパーズタウンモデル!シンプルなチームカラーでバイザー裏は緑になっており、オールディーな仕上がりです!http://t.co/9k378W3H14 pic.twitter.com/GaxQotiqqG
— ONSPOTZ (@onspotznewera) August 9, 2014
カーレースのトレーナー
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1969)より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
インディアナポリス500(世界3大レースの
1つ)のトレーナー?を着ている。
・https://t.co/aHkBwj4Odh pic.twitter.com/NiEYSUmr8V
1960年代はカーレースが流行した時代。
なので映画で、子供がプリントものの服を着て
いる場合、カーレースのもののことがよく
あります。
子供じゃなくてもカーレースのものを
ちょくちょく見かけますが。
「不良番長 出たとこ勝負」(1970)より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) October 5, 2019
・
「YELLOW WING Grand Prix」と書かれたカーレースのイベントTシャツを着用
・https://t.co/ymnQsDEJMc pic.twitter.com/zNG2NiVylm
軍モノのコート
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1969)より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
軍モノのコート、中にはハイネックを
着ている。
・https://t.co/aHkBwj4Odh pic.twitter.com/rL03joAycW
1960年代後半といえば、ベトナム戦争の時代
でもあります。
60年代から70年代前半の作品で、男性が
軍モノの服を着ているのをよく見かけます。
「プレイガール」(1970)第54話より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) October 7, 2019
・
フライトジャケットのN-3Bを着用。中にはニット、下には加工デニムと黒の革靴を合わせている。
・https://t.co/05X7kJNazJ pic.twitter.com/k4696ywFjI
ハイネックが流行?
あと、さきほどの子供も↑の男性もですが、
この時代、襟が高めの、ハイネックのものを
着てるのを映画でやたら見かけます。
冬で寒いから着てるのかなとも思うのですが、
暖かい時期に、半袖のハイネックのTシャツを着ているのもよく見かけます。
(↓モックネック=プチハイネック)
「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966)より。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
モックネックのTシャツを着用。
・https://t.co/WNExPRs79E pic.twitter.com/tGUI3tykkc
(↓今でも普通に着られてます)
SB USA モックネック 半袖 Tシャツ(トップス/Tシャツ)|BASE CONTROL(Men)(ベースコントロール(メンズ))の通販https://t.co/9o4kydtk0m pic.twitter.com/qsP1Y3MTDg
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
以前に書きましたが、1968年にスーツの
ジャケットの下にハイネックを着るのが流行
したと聞きますし、ハイネックブームだったの
でしょうか。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) June 6, 2020
最後に
キャップのツバ裏が緑も映画のなかの群衆が 着用しているのを見かけましたが、メインキャストがかぶってる作品を見つけられてよかったです。
半袖のハイネックTシャツは70年代の国民的
ドラマ「時間ですよ」でも見かけたので、かなり定番だったんじゃないかなと。
ではまた次の更新で。
🔽映画とは関係ない、ファッション誌やモデルについて書いたブログも運営してます。
【お知らせ】「華麗なる闘い」(1969)が日本映画専門チャンネルで放送!
💃本日放送🪡
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) June 3, 2020
「華麗なる闘い」 未ソフト化
◆6/3(水)よる7時10分~#有吉佐和子「仮縫」が原作
ファッション界の裏側を描くゴージャスな愛憎劇👗💫#内藤洋子 VS #岸惠子
女のバトルが繰り広げられる👠
若き日の #田村正和 も登場😉https://t.co/miLdyrIusd pic.twitter.com/CoJzMpsfTx
早めにお伝えしなければならないニュースが
一つあります。
1969年のモードファッションで埋めつくされた「華麗なる闘い」(1969)が日本映画専門
チャンネルで放送されています。
衣装が華やかで衣装を観る映画といっても
いい作品。必見です。
出典:https://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10009076_0001.html
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![こづ堂@昭和レトロ衣装研究](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129806511/profile_2107ed6d870c68858553641b63dcda3a.png?width=600&crop=1:1,smart)