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「赤い蕾と白い花」(1962)のヴィジュアルチェック

こんばんは。
今回は、最近観た映画がビジュアル的に良かったので紹介します!

「赤い蕾と白い花」(1962)

アマゾンプライムで400円で観られます。

浜田光夫吉永小百合による青春映画。
黄金コンビで爽やかな話でした。

ライン入りカーディガン

浜田は丈がやや長い青いライン入りのカーディガンを羽織っていますが、


このような丈の長いライン入りのカーディガンも60年代映画で、主に男性が着用してるのをたまに見かけます。

セーラーカラー風のトップス

セーラー襟風のアウターを羽織った女性がいたのですが、後ろがセーラーっぽくないんですよね。

簡易的なデザインのセーラートップスもあるものの、セーラーは後ろの四角い襟が魅力でもありますし。

何にせよ、セーラーカラートップスは他の60年代映画にも2作品で確認できていて、気になってます。

もう少し数が見つかったら、記事にしたいと思います。

エポーレット付きシャツ

エポーレット付き(肩飾り付き)のシャツも出てきます。

エポーレットはミリタリー系のアイテムに使われる装飾です。
もともとは銃のストラップや弾薬が肩からずり落ちないように付けられたもの。


それにしても浜田の着ている、ボタンダウンのストライプシャツにエポーレット付きは今でも珍しいと思います。

何軒かの古着屋で聞いてみたのですが、

✔︎あってもおかしくはないアイテム
✔︎ただ本来はないもの
(エポーレットはミリタリーの服についてるもので、本来アイビーのアイテムのボタンダウンにはない装飾なので)
✔︎デザイナーさんの(作った)ものでしょうね
✔︎古い年代で探すのは難しい

との回答を受け取りました。

(デザイナーがあえて組み合わせないかぎり)ボタンダウンとエポーレット、本来はない組み合わせなので、珍しいようです。

60年代の日本映画でときどき凝ったモノを見かけることがあります。

藤田航空の遊覧飛行

藤田航空の飛行機が東京タワーの近くを遊覧飛行している様子も。

飛行機による東京ガイド、贅沢ですね。

この頃、映画は大衆の夢を叶えてくれるものでした。

また何か発見したら報告します。
ではまた次の更新で。

【参考文献】

✔︎【豆知識】コート等の肩にある小さなベルト「エポーレット」がついている理由に注目が集まる | レジェンドアップ<LEGEND UP>https://legendup.com/2018/11/05/reason_shoulder_buttons/


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こづ堂@昭和レトロ衣装研究
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