1960年代前半までの小林旭の映画衣装
こんばんは。
今回は、1960年代前まで半の小林旭の映画衣装について。
何度も書いてきましたが、アキラはスタイリッシュに描かれることが多く、とくに1960年代前半のアキラは攻めた衣装が多いです。
では、いままで紹介してきたアキラの衣装を振り返っていきましょう。
それではスタート！
1959年から、スタイリッシュな小林旭が始まった
1956年に映画デビューした小林旭は、1959年から、「銀座旋風児シリーズ」「渡り鳥シリーズ」の2大シリーズが始まりました。
このあたりから、スタイリッシュな衣装に身を包むイメージが。
「銀座旋風児」（1959）より。
— こづどう@リンク用アカウント (@kodu29798400) November 15, 2022
ノーカラーのスーツhttps://t.co/T7L2orQScZ pic.twitter.com/arlpPjR3jr
「波止場の無法者」（1959）より。
— こづどう@リンク用アカウント (@kodu29798400) November 15, 2022
フリース風のジャケットhttps://t.co/fTOSO2Tb4b pic.twitter.com/U7Wahz5h5y
それにより、1950年代ではあまり見ないタイプの衣装が観られました。
「銀座旋風児」以前も、オシャレな衣装を着ていることもありますが、基本白黒なので、衣装を見る上でインパクトが弱いんですよね。
1960年代前半の攻めた衣装
60年代に入ってからは、さらに攻めていった印象。
「大森林に向って立つ」（1961）より。
— こづどう@リンク用アカウント (@kodu29798400) September 13, 2022
レースアップシャツhttps://t.co/IWdxdTQPAt pic.twitter.com/XmqV0LYqu1
上のレースアップシャツは、映画の世界だけの特殊な服ではなく、当時の日本でこういう服が売られていたようです。
一番変わってるなと思ったのは、袖がオレンジで切り替わったレザージャケットですかね。
「海を渡る波止場の風」（1960）より。
— こづどう@リンク用アカウント (@kodu29798400) September 29, 2022
袖がオレンジで切り替わったレザージャケット
・https://t.co/YiITnDCTz3 pic.twitter.com/VxBzeQXNX5
スーツも凝っていました。
「惜別の歌」（1962）より。
— こづどう@リンク用アカウント (@kodu29798400) October 10, 2022
襟が2枚重なったスーツ
・https://t.co/SkstFznB1s pic.twitter.com/Pdpk6ByTeU
その後、スーツのイメージが強くなっていき、1960年代後半からはあまり攻めたアキラを観た記憶はないですね。
気になった方は1960年代前半までのヤングアキラの魅力に触れてみてください。
さいごに
今回は、1960年代前半までの小林旭の衣装を紹介しました。
1960年後半になると、アキラはスーツでも、他のキャストが注目すべき衣装を着てたりしますけどね。ピーコック革命などもあり、彩りが華やかな時代に突入し、（映画において）肌の露出の規制も緩くなっていくので。
ではまた。
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