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エレガントな十朱幸代もカジュアルよりな十朱幸代もどっちも良い
こんばんは。
今回は久々に衣装が良い映画が見つかったので紹介します。
それではスタート!
**「殺人者を消せ」(1964) **
明日11月2日あさ8時~映画・チャンネルNECOにて『殺人者を消せ』(舛田利雄監督 出演:石原裕次郎 十朱幸代ほか)を放送。
— 日活映画配信 (@nikkatsu_rights) November 1, 2015
平凡なサラリーマンが、会社を乗っ取ろうとする悪玉と闘うサスペンス・コメディ!https://t.co/s82quGny8c #映画
▪️配給︰日活
▪️監督︰舛田利雄
▪️キャスト︰石原裕次郎、十朱幸代、小池朝雄
石原裕次郎主演のアクション映画。
悪い男たちが会社を乗っ取ろうとするのですが、キーマンは別にいて、最後にすべてが明らかになるという物語。
歌、ファッション、ナイトクラブ、アクション、ヨット、恋愛と観客が求めるものをかけ算しまくった作品。
内容がきわだって面白いわけではないですが、いろいろな要素がつまっているので、楽しい時間が過ごせるとは思います。
十朱幸代(とあけ ゆきよ)の11変化
本作の見どころのひとつは十朱幸代の衣装チェンジが10回もあるところでしょう。
(当時21歳。エレガントな服装)
※カラー作品
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) August 2, 2020
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) March 28, 2020
60年代は大人の女性はエレガントな服装をするので、キメッキメな衣装です。
それに対して裕次郎は、ほとんどのシーンでスーツです。
この時代、カジュアルな服装が定着していないので男性は地味でフォーマル寄り。スーツ率が高い。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) March 28, 2020
大人ファッションな十朱幸代を観たところで少女のころの彼女を観られる作品もご紹介します。
「惜春鳥」(1959)
▪️配給︰松竹
▪️監督︰木下恵介
▪️キャスト︰津川雅彦、川津祐介、十朱幸代
読みは「惜春鳥(せきしゅんちょう)」。
若者たちの友情の変化を描いた作品。会津若松が舞台で白虎隊を賛美した場面があります。
人は変わらずにいられないという普遍的なテーマですが、日本情緒まんさいでお送りする意欲作です。
観終わったあと人物相関図を書いたくらい、複雑な人間関係(でも、途中から理解できてきます)。
評価としては「殺人者を消せ」よりこちらの作品のほうが上回るかなと。
感情の揺れ動きを時間をかけて描いているので。
カジュアル寄りな衣装
「殺人者を消せ」とは打って変わって若者映画です。
若者映画は、衣装がややカジュアル寄り。
ビシッときめた先ほどの十朱幸代との対比になるかなと思い、紹介することにしました。
— こづ堂@リンク用アカウント (@kodu29798400) March 28, 2020
(十朱幸代の映画デビュー作。当時16歳。フード付きのカジュアルな衣装)
※カラー作品
京都文化博物館フィルムシアター、ヨリ道ノススメ。今週の上映作品、3日は、惜春鳥(1959)、男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1973)。(続 http://t.co/xTmQ7x8DHb #ミニシアター pic.twitter.com/I6bfqyhOSg
— 森脇清隆 K_Moriwaki (@mk_pai) March 2, 2015
まとめ
✔︎「殺人者を消せ」(1964)は並の面白さ
✔︎ただ、十朱幸代の衣装の11変化や恋愛、アクションなど娯楽要素のかけ算で楽しめる作品
✔︎「惜春鳥」(1959)は打って変わって若者の青春映画。 心の機微、会津若松が舞台の日本的な風景で内容に魅力がある
✔︎若者映画とあって、衣装も「殺人者を消せ」よりカジュアルより
2作観て十朱幸代の衣装のコントラストを楽しむのも良いかも。
ではまた次の更新で。
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(石原さとみが雑誌の表紙を辞退した騒動について)
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