カンボジアの寺の裏に顔が幾つか置いてあった。おそらくこれから何処かの壁につけられるのだろうが、顔を置いた風景に妙に心が和んだものである。人は顔を作り過ぎてきたのかもしれない。外面を置き果てて、生きていく。それは近代人にとってとても叶わぬ夢ではあるが、憧れがふと顔をだすときがある。
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