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【利き目】の効き目(11308 字)


目は口ほどに物を云う。

したがって、世間で云われている言葉や言靈を変えるよりも、目の使い方を覚えたほうが100倍早く人生が劇的に変わる。

ところで、貴方は

利き腕同様に、目にも「利き」があるのはご存じだろうか。

知っているという方、

肺にも「利き」があるのはご存じだろうか(笑)。

左右の肺活量の異なりが、軀(からだ)の捻転運動に関係している。

閑話休題。

仮に私が今晩、亡くなるとして、皆に伝えたいものを考えたとき、やはり【利き目】の話になるとおもう。

それほど【利き目】には、人生が円滑にまわるヒントが組み込まれているのだ。

この記事の想定読者は以下の通り。

・高堂RADIOを聴いて、うっかり利き目を極めたいとおもった方

・プロの教育関係・コーチ・コンサルタントの方(教育に利き目は必須)

・話すのが面倒な方(笑)

ちなみに今回の私の記事は、米國プロテニス協会のプロテスト受講した際に教わったことをベースにしている(お陰様で合格し、現在までそのライセンスはキープしている)。

そして、この記事を最後まで読んでいただき、すこし稽古を積んでいただくと、

初対面や通行人の方々の利き目がわかる

ようになる。つまり、

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上の写真のように、目があった瞬間に、その方の利き目がわかり、それに付随してその方の性格や思考パタン・運動神経がわかる世界が拡がっている。

(上の三人の利き目答え合わせがしたい方はTwitterのDMからどうぞ)

最終的には冗談ではなく、究極的には目をあわせなくても利き目がわかるようになる。

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だから何なの?とか云ってはいけない(笑)。

・目の合わせ方がきちんとできれば、この世のいざこざの7割は解決の方向に向かう。

・利き目を識(し)っている教育者が増えれば、その分だけ次世代の未来がより拡がっていく。

それでは、早速はじめていこう。

目次のまえに識っておいていただきたいのは、

【利き目と脳】

の関係になる。

視神経のほとんどは脳にクロスしてアクセスしている図は、どこかでご覧になったことがあるかもしれない。

兎にも角にも、次のような傾向がでてくる。

・利き目右:左脳タイプ(論理派:言葉や理性を重視する)

・利き目左:右脳タイプ(完成派:感覚やイメージを重視する)

ちなみに日本人の8割弱は利き目と云われている。

つまり、日本人は論理的にステップバイステップで学習するパターンが得意な民族なのだ。

だから、なんやかんやで大概の日本人は学校が大好きだ。

レッスン1からはじまり、順々と先生が論理的に教えてくれるから。

そして不登校児になると、利き目左の割合が高くなる。

教師の勉強不足で、論理的でない学習パタンを理解していない授業がほとんどを占めるからであろう。

それでは目次をご覧いただきたい。

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『【利き目】の効き目:目次』

1、貴方の利き目
2、戀人の利き目
3、利き目の波動

(ここから先が有料)

4、球技と利き目
5、モテる利き目
6、REM睡眠と目
7、記憶の書換え
8、催眠と利き目
9、利き目と秘傳

ご覧の通りのコンテンツになっている。

利き目の極めは本来、非公開を背負うべき叡智になる。

人の才能を花ひらかせる技でもある一方で、人を無言で毀す殺戮兵器にもなり得るからだ。

そこでこの諸刃の剣には、3500円の課金をさせていただいている。非公開を背負える方のみ、4章以降を読みすすめて欲しいと祈っている。

それでは、第一章からはじめよう。


1、貴方の利き目


まずは貴方自身の利き目がわからないと、話がはじまらないであろう。

そこで利き目を判断するオーソドックスな方法を以下に紹介する。

まずは写真のように指や手で穴をつくってくれてもよい。

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そして、その穴越しに、何かを見るようにして欲しいのだ。

PCの画面を使いたい方は、以下に矢印を用意しておいたから、穴の中心から両目で矢印を見ていただけないだろうか。

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きちんと穴の真ん中に矢印がきているかな?


そうしたら次に、片目ずつ目をつむっていって欲しい。

簡単だ、左右の目でそれぞれウインクをすればよいだけだ。

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すると、どちらかの目をつむった際、やけに穴のなかの矢印がズレたとおもう。

片方ずつ、ゆっくり試していただきたい。

矢印以外のものを見ている人も同様で、対象物のズレが激しいほうを判断して欲しい。

結論、


ズレなかったほうが貴方の利き目になる。


貴方の利き目はわかっただろうか?

稀に両利きにちかい目の使い方をされる人がおいでるものの、スマートフォンをはじめ、人は大概はどちらかの眼前でものを見るクセがついており、滅多に目の中央で何かを見ようとはしない(この理由については後述)。

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この男性の利き目はわかりやすいであろう。

そう、右になる。

こんなわかりやすい写真を持ってきてと貴方はおもわれるかもしれないけれども、電車のなかを見まわしてみるとよい。

特に日本人は、この男性の目の使い方と似た人ばかりだとおもう。

だから、ご自身の利き目を判断される際、何氣なくスマートフォンを見て、それがどちらの目に寄っているかという方法も有効かもしれない。

もしどうしてもわからない購讀者がいたら、あなたの顔写真を基に私が利き目を判断することは可能だ。(件名に【利き目】と入れて、DMをいただければとおもう)。

貴方の利き目を添えて、ご返信したいとおもう。


2、戀人の利き目


次に戀人(こいびと)の利き目を把握しよう。

戀人がいない時期の方は、家族でも友人でももちろん構わない。

ただ利き目の使い方は戀愛とも密接にかかわってくるので、戀人と表現しただけだ。

さて、貴方の戀人の利き目はどちらだろうか?

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あるいはこの女性の利き目は?

先ほどの男性よりは難易度が高くなったとおもう。

どちらの目がよりまっすぐ貴方を見つめているであろうか?

わからなかったら、カメラを持たせて撮ってもらうというのも手であろう。

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無論、カメラを持っていったほうの目が利き目になる。

さて、戀人の利き目がわかったら、

自分の利き目と戀人の利き目をあわせる

仕草をされるとよい。

基本的に人間のコミュニケーションは、利き目と利き目で見つめあっているときのほうがリラックス、つまりは互いの心拍数がさがってくる

利き目が右同士のカップルだったなら、右目同士をあわせて、論理的な言葉で関係性を徐々に深めあうパターンが適しているし、利き目が左同士のカップルだったなら、左目同士をあわせて、感性的・身体的なイメージを表現しあう付き合い方がよいであろう。

無論、これはどちらがよい悪いではない。

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ただ利き目がお互い異なるのに、相手に自分の考えやイメージを押しつけ合ってばかりいては、それはともに歩くのに大変になってしまうから、ヒントをご提供しているに過ぎない。

理想はすこし稽古をして、目を両利きにすることである。

利き目が右のひとには自分も利き目右の見方を、利き目が左のひとには自分も利き目左の見方をしさえすれば、それだけでラポール(信頼関係)が築けるわけだ。

さあ、もう一度、戀人の利き目を見つめてみよう。

70億人以上いる人々のなかから出逢えた特別な人の目なのだから。


3、利き目の目力


この章では目力をお伝えする。

無料でお伝えできるのはここまでになるけれども、反復して読んでいただければ、3章まででもかなり異なる次元の未来が待っていることはお約束したい。

それほどまでに日々の眼球劇場は強烈なのだ。

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ところで、日本に目の至上主義がはいってきたのは、瓦解(明治維新)以降のことになる。

それまでの江戸では、目をあわせることが野暮であった。

ここは幾度繰り返しお話ししても足りないところである。

生粋の日本人は目の生々しさを厭がった。

そして、

目より肚(はら)を信頼した。

のだ。

目ではなく、肚をあわせるのが日本人たる所以であった。

なぜなら、野生では特に顕著だけれども、基本的に動物が目と目をあわせると、捕食者と餌が決まるからだ。

つまり、目力が強いほうがどうしても目力弱者を支配してしまうのである。

その証拠に、互いに目をつむって握手したほうが馴染(なじ)む感覚が得られるとおもう。

一度、試して欲しい。

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さて、利き目の話に注意のカーソルをもどそう。

まずは、こちらをおさえていただきたい。

目力は利き目のほうが強い。

あともうひとつ。

統計的に、左目のほうが右目よりも目力が強い。

この章ではこの2点を理解いただければ、大丈夫だ。

まず利き目が右の方の場合、左目よりも右目のほうが目力が強い

例えば、利き目が右のふたりがバアで並んだ場合、片方の利き目側に座ったほうが受動的になりやすい。

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よく考えてみて欲しい。

目力が強いほうが能動的・弱いほうが受動的になる傾向にあるとしたら、座る位置もそれに沿って決めたほうがよいであろう。

何も世のなか、強ければよいというものではない。

老荘思想的には強いが故に滅びたりもする。

私も利き目が右の方と横並びする場合、その方の右側に居たほうが落ち着く。

もともと静かでいたい性質の人間だから、人の話をうなずいて訊いているほうが楽だからだ。

そもそもビジネスや戀愛において、一般的に有利な位置に場所をとって口説くというのは野暮ではないか。

或る意味、自信がない証拠とも云える。

そうではなく、すこし自分から話したい日はお相手の利き目と反対側に座ればよいし、今宵は相手の世界観に浸りたいという夜は相手の利き目側に場所をとればよいだけである。

もっとも本来はそれすら野暮な氣もしないでもないので、目を限りなく両利きに近い形にして、相手のその日の氣持ちに寄り添うのが大人というものかもしれない。

要は私から云わせれば、利き目を識(し)らずに安直に人と目をあわせるなんて等しく幼稚なのだ。

それは伝統的な日本人が野暮と感じた西欧化に過ぎないと、頭の片隅に置いていただければ幸甚に存じる。

そして、有料記事をご購読いただいたあと、

【有料記事目次】

4、球技と利き目
5、モテる利き目
6、REM睡眠と目
7、記憶の書換え
8、催眠と利き目
9、利き目と秘傳

目があった瞬間に「あゝ、この人は目の勉強をされてきたのだな」と互いに微笑できる仲間に加わって欲しいと考えている。

そして、最終的には目をあわせずに、肚をあわせて深い関係性が築ける稀有な日本人をもう一度とりもどしていただきたいとも願っている。

兎にも角にも、己の西欧化を一度疑われたほうがよい。

ただ英語ができぬ日本人が「英語よりも日本語」と主張しても稚拙に映るように、利き目がわからぬ日本人が「目よりも肚」と主張してもやはり説得力がない。

肚の話は別の機会に譲るとして、まずは目を極めよう。

そのうえで、視ることがなぜ野暮なのか、感覚的に理解して欲しい。

視るだけで人を支配する。

たしかにそれはできないことはないけれども、この西欧生まれの態度が貧富の差をはじめ、戦争や滅亡を導いているといっても過言ではない。

目に頼っているようでは、それはまだ真の意味で己に自信がないということである。

貴方にはその上をいって欲しいと願っている。

目は極めてから、つむろう。

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