もぎたてを求めてチェコの市場を散策していると、そこはかとなく苺が朝陽に照らされ、輝いて映った。考えてみれば、店のすぐ裏手に苺がなっていない限り、もぎたてなんかあり得ないだろうに、あの苺はやけに新鮮であった。人もまたよくもがれるが、それでもなお初心の鮮やかは失いたくないものである。
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KODO
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