柳亮の『黄金分割』という名著がある。一時期絶版だったが復刊した。絶対美への計算法は東西で異なるものの、結局は似た地点が割りだされる。柳は西洋の美を視たが、この國の視点も絶対美から微かにずらす等、趣がある。コロナ禍における歩みも王道を知りつつ、その脇道の散歩を樂しみたいものである。
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KODO
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