先ほど幾年かぶりに、或る喫茶店にはいった。かつて本をとじ、よく頭を空っぽにしていた珈琲屋であった。日々きれいな花が活けられているのだが、久方ぶりに足を運ぶと花器が昔から変わってないことになぜか氣がついた。なんら取り柄のない平凡な花器であるものの、やはり淡々と昔からあるものはよい。
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KODO
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