KODO 2020年5月29日 03:11 ふと眼下を眺めると、ネックレスが輝いていた夜があった。眼球が味わえるものなんて微かなのだ。きっとドーハの夜景そのものが或る異性への贈り物で、彼女が睡り、その胸元が輝きはじめたのだろう。夜の帳族。眼帯をして初めて視えるおおきな異星人を私はこう呼んでいる。視えないが故に、私は信じる。 いいなと思ったら応援しよう! いつも心温まるサポートをまことにありがとうございます。 頂戴しましたサポートは、農福連携ならびに読書文化の普及に使わせていただいています。 チップで応援する 23