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垂直に歩くクライマーに憧れて
映画で最も好きなものは?と訊ねられれば、『クライマー パタゴニアの彼方へ』と即答する。デビッド•ラマの登山を追ったものだが、彼らは垂直の斜面をあたかも水平に這うようにして、山頂に近付いていく。おそらく45度程度の傾斜であれば、手を使わずに歩いて登頂するのではないか笑。
ところで昔、私はラマに顔が似ていると云われ、非常に喜んだこともあったが、歩くとなると、同じホモサピエンスとは思えぬくらいの差がある。それはモデルやアスリートといったものとは次元が異なる歩行で、異様な軽さが画面越しでも伝わってくる。私はその歩行を眺めるのが何よりも好きであった。
真似ができないという点では、こちらの記事も同じだ。昨年の五月、北軽井沢のキャンプ場でお世話になったオーナーが、エベレスト付近で新年を迎えている。ちなみに私は今までエベレストをエレベストだとずっと信じていた。軽く詐欺にあった氣持ちにもなる。
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富士よりもはるかに高き場処で、人々が暮らしているのかと思うと、以前、メキシコシティに降りた瞬間に体調を崩した自分が恥ずかしい。言い訳を少し入れておくと、メキシコシティはシティにしてはまあまあ標高が高いと云っておく。
閑話休題にしようにも、何を書きたかったかそもそも記憶にないから、そろそろ筆を置くけれども、先ほどの記事は実に佳き文章で〆られているではないか。
今、行かないと「いつか」はきっと来ない。
まったくその通りだ。明朝、茶道具を背負って、とりま北アフリカら辺を彷徨いたい氣分である。無論、海抜2メートルあたりを希望する。
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