ほんの復刊 vol,5 『天の鈴』高内壮介

今回のほんの復刊は高内壮介の『天の鈴』をご紹介したいとおもいます。

ところで、皆さんは靈的なものを信じますか?
靈能ものはどうしてもスピリチュアルや宗教といった本と縁が深いですが、
生活に根ざした靈能というものであれば、本書がベストではないでしょうか。

ほんの復刊 vol5『天の鈴』高内壮介

今の世の中に感じる或る種の茶番さを、
物語で神殿を放火し、己自身も焼身自殺をとげた巫女が
あたかも代弁してくれているかのような錯覚におちいります。

朱が過ぎる紅葉
真夜中の夕焼け

この不吉な世の中で、読後、
天の鈴の音がいつまでも胸のうちで鳴りつづけます。
#リジチョ ―。

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