旦過市場
先月、我が故郷であるハイパーメトロポリス・シティ『北九州市』の旦過市場が焼けた。
元々、それよりも前にも火事が起きておりナントカ保険がおりて、それが4千万円程度だったらしいのだが、それを元手に復興しよう!と思っていたら、また火事だったらしい。
で、旦過市場の復興資金をクラウド・ファンディングしている。
この写真だが、これが火事で焼けた旦過市場だと普通は思うだろう。
違う。
元々、こう言う風景なのである。
市場と言っても実際は廃墟で、営業している店はない。
この旦過市場には家を追われた子や、犯罪を犯して逃げている人、不法移民などが不法占拠している。
北九州市の家庭は大抵はDVとネグレクトがデフォなので、家出をする子が後を立たない。
周辺を歩くと、みすぼらしい格好をした少年が覚醒剤や、古びたエロ写真を売りつけてくる。
そして、痩せこけた少女が一晩、3千円で春を売りつけてくる。
旦過市場に住む少年少女達は空腹を紛らわせるために覚醒剤の回し打ちをする。
その為、HIVが蔓延している。
北九州市ではコロナよりもHIVが問題なのだが長年の財政難により問題解決は程遠い。
時折、警察が麻薬や未成年売春の容疑で乗り込んでくるが、そう!此処は北九州市。
住民達はロケットランチャーや自動小銃、手榴弾で応戦である。
毎年、12月頃は警察の摘発と旦過市場で内戦が起きる。
そして抗議の為に、座禅を組んだまま焼身自殺する住民が映されるのがRKB(ローカルTV局)の風物詩だ。
旦過市場は写真の通り、電気も水道もガスもない。
だが、すぐ近くに水路(紫川)がある。
恐らく戦前の流通で水路を使っていた名残だったと思うのだが。
その生活排水や海水も流れ込んでいるグチャグチャな川で身体を洗い、水を飲み、仲間がHIVやODで死んだら流すのである。
それを北九州市では『精霊流し』と呼んでいる。
その泥のような川で、覚醒剤の注射器を洗い、そして女性だと出産の際は川辺で産み、その子供達は紫川で洗われる。
当然だが新生児の死亡率は桁外れに高い。
何しろ両親共々、HIVだったり、食糧難だったり、下手すると夜泣きで五月蝿い乳児に覚醒剤を打ってしまうのだから。
そんな旦過市場には何千、何万人と人が住んでいる。
実際、警察も迂闊に入れないので住民が何人いるのか把握できていない状態だ。
キリスト教団体が炊き出しや、様子見をするが
「人の出入りが多く、私達でも人数を把握出来ていない」
という話である。
電気がないので住民達は日の出と共に起床し、日の入りと共に就眠する。
昼間はダンボールやベニヤ板、アルミ缶等を集める。
または覚醒剤をモノ好きな旅行者に売りつける。
だが、大抵は粗悪な覚醒剤であり、慣れない人が打てば激しい嘔吐と幻覚に見舞われるので、其処は要注意だ。
夕方になると痩せこけた10代なのか、10代未満なのか分からない女の子が売春を迫ってくる。
一晩3000円、ショートで2000円。
安いと思うか、高いと思うかは人それぞれだが、そう言う女性達は大抵はHIV、または大なり小なりの性病に感染している為、旅行気分で春を買うと痛い目に合う。
コロナ前は日本各地に外国人旅行者が多かったが、北九州市は少なかった。
それは海外の外務省が北九州市だけはレッドリストに登録していたからである。
大使館もないし、日本国憲法が通じない地区も多い。
犯罪が起きたとしても北九州市に多くある廃墟(ボケ老人が介護施設に入居とかで)に逃げれば行方は分からないし、ましてや旦過市場だと警察は介入出来ない。
旦過市場には旦過市場のルールがあり、そのルールに犯罪者を匿う事は違法ではないからだ。
ってか、北九州市の警察って普段から『防弾チョッキ』を着用しているんだよな。
あれはビビった。
後は最近、北九州市のふるさと納税でリターンが『資さんウドン』なのが泣けた。
別に『資さんウドン』が美味いから皆、食っているワケではない。
18時以降で開いている『手頃な金額』の店が『資さんウドン』だけであり、別に旨くも何でも無い。
ポリネシアやハワイにとっての『タロイモ』みたいなモンだである。
確かハワイで『タロイモ大食い大会』で日本人が優勝したんだよな。
その日本人がハワイ人に「なんでハワイなのに?」と質問したら
「冗談じゃねーよ!俺達はタロイモしか食うもんがなかったから食ってただけで、美味いワケがねーだろ!」
と言われたんだとか。
資さんウドン・・・って、普通のウドンなので、旅行者が旅行気分を味わいたくて店に行くと「これ、普通のウドンじゃねーかよ」となるので気をつけた方が良い。
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